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dcc_mm2_shield_r5d

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dcc_mm2_shield_r5d [2016/11/27 13:57]
– [DCC/MM2 shield R5D] yaasan
dcc_mm2_shield_r5d [2017/10/11 07:52] (現在)
yaasan
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-====== DCC/MM2 shield ======+====== DCC/MM shield ======
  
-DCC/MM2 Shield is a command station board to control DCC and Marklin locomotives and turnouts. R5D or later version supports S88 interface function which detects train exists.\\  +電子工作ユーザー、メイカー必見!DCC/MMシールドは、鉄道模型のデジタル制御方式であるDCCやメルクリンの機関車・ポイントを制御できるコマンドステーションを内蔵したArduino用拡張基板(シールド)です。自動運転に必要な、在線検出用のS88-Nのインターフェース(ヨーロッパで標準!)を内蔵していす。 
-DCC/MM2シールドは、DCCやメルクリンの機関車・ポイントを制御できるコマンドステーション基板です。R5D版以降では、在線検出用のS88のインターフェースを内蔵しました+ 
 +このシールドがあれば、全世界で販売されているデジタル制御式の鉄道模型を制御することができます
  
-Old version page is [[http://desktopstation.net/ds_dccmm2shield_R5.html|here]].\\  
 旧バージョンのページは[[http://desktopstation.net/ds_dccmm2shield_R5.html|こちら]]です。 旧バージョンのページは[[http://desktopstation.net/ds_dccmm2shield_R5.html|こちら]]です。
  
 ===== 概要 / Outline ===== ===== 概要 / Outline =====
    
-  * デジタル鉄道模型のデファクトスタンダードであるDCCとMarklin Motorola2(MM2)の搭載車両とポイントに対応。mfx機関車はMM2モードで使用可能。+  * デジタル鉄道模型のデファクトスタンダードであるDCCとMarklin Motorola1 および2(MM1, MM2)の搭載車両とポイントに対応。mfx機関車はMM2モードで使用可能。
   * Arduinoを使ってオリジナルの自動運転ソフトがコマンドを打ちこむだけで簡単に作成できます。   * Arduinoを使ってオリジナルの自動運転ソフトがコマンドを打ちこむだけで簡単に作成できます。
   * 高機能なWindows用のコマンドステーションソフトDesktop Stationが無償で利用できます。   * 高機能なWindows用のコマンドステーションソフトDesktop Stationが無償で利用できます。
-  * 1.5A rated power output\\ 1.5A出力(標準)、冷却を強化することで数Aまで増やすことも可能(ただし自己責任) +  * 1.5A出力(標準)、冷却を強化することで数Aまで増やすことも可能(ただし自己責任) 
-  * Safety function is installed as over current and over voltage, over heat.\\ 過電流、過電圧、過熱対策の安全機能を搭載。  +  * 過電流、過電圧、過熱対策の安全機能を搭載。  
-  * S88 interface\\ S88インターフェース搭載(欧州で一般的な在線検出方式) +  * S88インターフェース搭載(欧州で一般的な在線検出方式) 
-  * Arduino 5V shield\\ (Arduino 5Vシールドインターフェース +  * Arduino 5Vシールドインターフェース 
-  * SPI interface is occupied to communicate between Arduino UNO and DCC/MM2 shield micro controller.+  * ArduinoのSPIを占有しています。
  
  
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 ===== ハードウェアの説明 / Description hardware ===== ===== ハードウェアの説明 / Description hardware =====
  
-  * RJ45 Connector is S88-N interface. You can connect S88 decoder, e.g. LDT's or the other third party products.\\ RJ45のコネクタはS88-Nインターフェースです。S88デコーダを接続できます。 +  * RJ45のコネクタはS88-Nインターフェースです。S88デコーダを接続できます。 
-  * 2pin push-in terminal is output terminal connecting to main track.\\ 緑色のターミナルブロックはプッシュイン式で、線路に繋げるフィーダー線を接続できます。 +  * 緑色のターミナルブロックはプッシュイン式で、線路に繋げるフィーダー線を接続できます。 
-  * Arduino UNO's DC jack\\ DCジャックは、Arduino UNOに装着されているものを使用します。電源電圧は12Vです。ArduinoUNOの仕様に従ってください。 +  * DCジャックは、Arduino UNOに装着されているものを使用します。電源電圧は12Vです。ArduinoUNOの仕様に従ってください。 
-  * USB connector at Arduino UNO board can connect to PC or Mac.\\ USBコネクタは、PCやMacに接続できます。 +  * USBコネクタは、PCやMacに接続できます。 
-  * RUN LED turns on when DCC or MM2 signal is provided in the track. \\ RUN LEDは、線路にDCCやMM2信号が流されている場合に点灯します。 +  * RUN LEDは、線路にDCCやMM2信号が流されている場合に点灯します。 
-  * ERR LED turns on when Control process is impossible to work.\\ ERR LEDは、エラーが発生して動作が継続できない場合に点灯します。リセットして解除できます。 +  * ERR LEDは、エラーが発生して動作が継続できない場合に点灯します。リセットして解除できます。 
-  * EMG button works to stop providing track power.\\ EMGボタンは、緊急時に線路への電力供給を止める非常停止ボタンです。 +  * EMGボタンは、緊急時に線路への電力供給を止める非常停止ボタンです。 
-  * REP button works to restart track power.\\ REPボタンは、非常停止ボタンを押した後に異常がない事を確認後、電力供給を再開する場合に使用するボタンです。+  * REPボタンは、非常停止ボタンを押した後に異常がない事を確認後、電力供給を再開する場合に使用するボタンです。
  
 {{:dccmm2shieldr5d_2.png|}} {{:dccmm2shieldr5d_2.png|}}
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 ===== Instruction for soldering ===== ===== Instruction for soldering =====
  
-  - 背の低い部品からはんだづけします。抵抗->DIPソケット->コンデンサ->LED->DIPスイッチ->ソケット\\ Solder as the following order. Resistor, DIP socket, Capactor, LED, DIP SW, Connectors. +  - 背の低い部品からはんだづけします。抵抗->DIPソケット->コンデンサ->LED->DIPスイッチ->ソケット 
-  - テスタで、VIN-GND,5V-GNDのショートチェックをします。\\ Check short circuit at VIN-GND, 5V-GND. +  - テスタで、VIN-GND,5V-GNDのショートチェックをします。 
-  - Arduino UNOに装着して、ACアダプタを接続し、POWER LEDが点灯するか確認します。LEDが点灯しない場合、部品の接続不良またはショートが想定されます。\\ Check Power LED after connecting DC power suppply and inserting to Arduino UNO. If LED turned off, check soldering.+  - Arduino UNOに装着して、ACアダプタを接続し、POWER LEDが点灯するか確認します。LEDが点灯しない場合、部品の接続不良またはショートが想定されます。
  
 ===== Instruction for use ===== ===== Instruction for use =====
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   - Windowsでドライバをインストールします。(Arduino UNO純正品の場合は、Arduino IDEソフトに付属しています。互換品を使用の方は、互換品の説明書を確認ください)   - Windowsでドライバをインストールします。(Arduino UNO純正品の場合は、Arduino IDEソフトに付属しています。互換品を使用の方は、互換品の説明書を確認ください)
   - [[http://desktopstation.net/download.html#DSHW|DSGatewayLib]]をダウンロードし、Arduino IDEのlibrariesフォルダにコピーします。\\ {{http://desktopstation.net/gateway/figures/DSG_Arduino_00_thm.png}}\\    - [[http://desktopstation.net/download.html#DSHW|DSGatewayLib]]をダウンロードし、Arduino IDEのlibrariesフォルダにコピーします。\\ {{http://desktopstation.net/gateway/figures/DSG_Arduino_00_thm.png}}\\ 
-  - DSGatewayLibには多くのexamplesが用意されており、Arduino IDEから簡単に開くことが出来ます。最初は、Desktop Stationソフトウェアを使用するために必要なDSGatewayを開いて、Arduino UNOに書き込んでください。\\ {{ :dccmm2_howtodsgateway.png?300}}\\ +  - DSGatewayLibには多くのexamplesが用意されており、Arduino IDEから簡単に開くことが出来ます。最初は、Desktop Stationソフトウェアを使用するために必要なDSGatewayを開いて、Arduino UNOに書き込んでください。なお、ライブラリのインストールが面倒な場合は、{{http://buin2gou.sakura.ne.jp/sblo_files/powerele/image/DCCMMGateway_r1.ZIP}}をダウンロードして、頂いてもDSGatewayと同じことが可能です。\\ {{ :dccmm2_howtodsgateway.png?300}}\\ 
   - [[http://desktopstation.net/download.html#DS|Desktop Stationをダウンロード]]し、解凍します。   - [[http://desktopstation.net/download.html#DS|Desktop Stationをダウンロード]]し、解凍します。
   - ☆まで作業したDCC/MM2シールド&Arduino UNOをパソコンに繋いでおきます。   - ☆まで作業したDCC/MM2シールド&Arduino UNOをパソコンに繋いでおきます。
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 ※[[DSCore|DSCore specification]]のHexファイルも公開しております。自分で基板を作って材料費のみで自作も可能です。 ※[[DSCore|DSCore specification]]のHexファイルも公開しております。自分で基板を作って材料費のみで自作も可能です。
  
 +===== サポート =====
 +
 +質問、トラブルなどのサポートは[[http://desktopstation.net/forum/wforum.cgi|DesktopStationForum]]をご利用ください。
 +
 +なお、サポートを受ける前に[[トラブルが起きたら?]]をご覧ください。また、業務用への利用については、[[業務用への機器の利用について]]を参照ください。
 ===== User application / ユーザー事例 ===== ===== User application / ユーザー事例 =====
  
-  * あそびっと様 [[http://ameneko.net/aso-bit/2015/150517/150517.html|Arduino と DCC/MM2 シールドを使う]][[http://ameneko.net/aso-bit/2015/150524/150524.html|Arduino で自動往復運転]][[http://ameneko.net/aso-bit/2015/150609/150609.html|Arduino で2列車交換運転]]+  * あそびっと様 [[http://ameneko.net/aso-bit/2015/150517/150517.html|Arduino と DCC/MM2 シールドを使う]]\\  
 +  * [[http://ameneko.net/aso-bit/2015/150524/150524.html|Arduino で自動往復運転]]\\  
 +  * [[http://ameneko.net/aso-bit/2015/150609/150609.html|Arduino で2列車交換運転]]\\ 
  
  
dcc_mm2_shield_r5d.1480222656.txt.gz · 最終更新: 2016/11/27 13:57 by yaasan

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