DSair2 KIT組み立て
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このページは、KIT購入者向けの組み立て方法の解説ページです。
本ページには、電子工作の中・上級者向けの作業手順が書かれており、不慣れな方は知見のある方のアドバイスや組立ての代行を依頼するか、DesktopStationShopで完成品を購入することを検討下さい。
内容物
DSair2 KITは、以下の物品と、ケースが同梱されます。
* 分割が必要な1本のピンフレームではなく15ピン分割済ピンフレーム2点になっている場合があります。
回路図
基板のアートワーク
組み立て手順
Youtubeにはんだ付け動画をアップしました。組み立て難易度は、低~中です。
組み立ての流れ
内容物を確認する
半田ごてを準備する
背の低い部品からはんだ付けしていく
LEDの向きに注意してください。基板に書かれている絵の通り、足の長い方を合わせて穴に入れてください。
IC3(平べったいRohm製の部品)は、文字が書かれた方が内側(Nanoボードのある方)です。ボコボコした方は外側になります。
テスターで、5V-GND, 12V-GNDのショートテスト
1)を実施する。IC3の1-2ピン、3-2ピンを使えばOKです。テスターの故障事例が多発してます!注記を参照して必ずテスターチェックをお願いします。
ACアダプタを差し込んで、RUN LEDが点滅すればOK。※2019/1/1以降出荷はファームウェア書き込み済。FlashAirを挿さずに動かして、LEDが2回チカチカ点滅するのは正常(FlashAir認識エラー)です。
ケースに基板をネジ止めする
前面、後面のパネルを取り付ける。コネクタやLEDの位置に注意。
ケースで蓋をする
ケースの上面、下面をネジ止めする
ゴム足をつける
USBケーブルでPCと接続する
ArduinoIDEを起動し、DSshieldFlashAirスケッチを開き、Arduino nanoのボードを選択し、COMポートを直して、アップロードボタンを押す。
書き込みが完了したら、FlashAirにWebアプリをコピーする
2)
FlashAirをDSair2のSDカードスロットに差し込んで完成
ACアダプタを繋いで、RUN LEDがゆっくり点滅すれば正常動作です。
完成例
注意事項
Arduino nano互換ボードの半田付けは、じっくりと丁寧に行ってください。
D1は、RUNと書かれたほうに、足の長い方を入れてください。
D1 RUN LEDは、適度に長くしてはんだ付けしてください。少し浮かせて、ケースのLED穴に差し込んで完成させるためです。
SDカードを挿入するときは、水平に差し込んでください。
何かあればメールではなく、デジタル鉄道模型フォーラムに書き込んでください。
KATOのパワーパックに付属のACアダプタは使用しないで下さい。古い物はAC/ACアダプタ(トランス)になっており、接続するとDSairが故障します。
コンデンサの半田付けが不良の場合、FlashAirの電源安定に影響を与えます。電源消費が高くなるような操作(Wi-Fi通信)が途中で止まったり、動きが不安定になる事があります。コンデンサの特にマイナス側はパターンの都合上、熱が逃げやすいため、芋半田などに注意して、半田付は慎重に行って下さい。