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文書の過去の版を表示しています。


DSairLite マニュアル

ここでは、DSairLiteの組み立て方法及び使用方法についてをガイドします。

PDF形式のクイックスタートガイドも合わせて参照してください。

組み立て方法

コンデンサ、DCジャック、フィーダコネクタ、ボリューム、RaspberryPi PicoWをはんだ付けする必要があります。以下のはんだ付け例を参考に、実装してください。

部品番号 部品名・仕様 備考
IC1 Raspberry Pi picoW
C3 47uF/25V
C4,C5 100uF/16V
SW16 RK0971210-F15-C0-B503
CN1 DCジャックMJ-179PH
CN2 フィーダコネクタ

OLEDは、位置・高さの調整用の専用スペーサーを用意しています。

Raspberry Pi picoWは、はんだ付け不良がないよう、半田をしっかりと付けてください。不良があると、正常に動作しないことがあります。Raspberry Pi picoWははんだ付けの際に滑りやすいので、マスキングテープ等で仮固定してからはんだ付けするのをお勧めします。

電解コンデンサは、極性があります。必ず、基板上の+のマークを確認してください。逆にはんだ付けすると、コンデンサが爆発します。

パネル用紙は、スプレーノリなどを使うと綺麗に接着できます。接着せずに挟むだけでも、あまり目立ちません。

タクトスイッチのボタンカバーは、一番最後に差し込むことをお勧めします。アクリル板を固定する前にはめ込むと、力加減がばらつくため、高さが不ぞろいになることがあります。

操作手順

PDF形式のクイックスタートガイドをご確認ください。

DSairLiteの電源を入れると、最初に車両操作画面が表示されます。

DSairLiteにおける物理ボタンの意味は以下の通りです。 画面状況によって、意味は変わります。詳細はクイックスタートガイドを参照してください。

ボタン 操作の意味
ボリューム 車両の速度の調整
PWR 線路電源のON/OFF
MODE ほかの操作機能の選択画面表示
DIR 操作中の車両の進行方向切り替え
ENTER 確定,操作対象の車両アドレスの変更
FNC 操作ファンクション番号のシフト(+10,+20,+30,+0),クリア,常点灯など
0-9 数値入力,モード切替,ファンクション操作

WiFi接続方法

WiFiで運転する場合には次の作業を行ってください。

  1. DSairLiteの電源を入れます。
  2. DSair準拠のWiFiスロットルを使って、「dsairlite_xxxxxxxxxxxx」を探して接続してください。
  3. DSairLiteのWiFi アクセスポイント(WiFi親機)のパスワードは「12345678」です。
  4. スロットルの画面で接続完了の表示がされたら準備完了です。

アップデート方法

DSairLiteは、PCを使って簡単にファームウェアをアップデートできます。

DSupdateを起動します。

DSairLiteをパソコンに接続してください。なお、PCのUSB環境によっては、うまく認識しない場合があります。この場合、そのほかのUSB機器を取り外してください。また、再起動が必要な場合があります。

バージョン情報が表示されたら、アップデートしたいバージョンを選択し、Updateボタンを押してください。

スケッチの開発方法

DSairLiteでは、ファームウェアのソースコードをユーザーに開放しています。ユーザーは自由に、DSairLiteのソフトをカスタマイズして、自身のサイト等で公開することができます。

ソフトウェア開発できる方向けに、Arduino IDE向けソースコード(スケッチ)も提供します。DCC普及推進を目的としております。常識の範囲内でご自由にご利用ください。ビルド方法の相談などは受け付けません。ご自身で調べてビルドしてください(ビルドできる技術が利用の最低条件です)。

ビルドには、arduino-picoの最新版を導入してください。ボードの設定は以下の通りです。

DSairLiteは、アップデータとシリアル通信を行ってバージョン情報などをやり取りしています。ここを変更すると、アップデートで戻せなくなりますのでご注意ください。

dsairlite_manual.1709503737.txt.gz · 最終更新: 2024/03/04 07:08 by yaasan

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