osd1
差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
両方とも前のリビジョン前のリビジョン次のリビジョン | 前のリビジョン最新のリビジョン両方とも次のリビジョン | ||
osd1 [2022/01/30 08:59] – [利用OSS] yaasan | osd1 [2022/07/10 15:32] – [利用OSS] yaasan | ||
---|---|---|---|
行 1: | 行 1: | ||
- | ====== | + | ====== |
- | オープンサウンドデコーダは、オープンサウンドデータをより活用するために開発を進めている、日本製・国産のサウンドデコーダです。欧州のトップメーカーであるZ社、E社のサウンドデコーダのクラスを目指して開発を進めています。 | + | スマイルサウンドデコーダは、オープンサウンドデータをより活用するために開発を進めている、日本製・国産のサウンドデコーダです。欧州のトップメーカーであるZ社、E社のサウンドデコーダのクラスを目指して開発を進めています。 |
- | [[https:// | + | [[https:// |
行 10: | 行 10: | ||
開発ステップ(案): | 開発ステップ(案): | ||
Step1(2022年): | Step1(2022年): | ||
- | Step2(2023年): 音質向上、サウンドデータ開発環境の構築、一般協力者との共同評価による品質向上\\ | + | Step2(2023年): |
- | Step3(2024年): | + | |
- | Step4(2025年): 一般販売の開始\\ | + | |
+ | {{:: | ||
===== コンセプト ===== | ===== コンセプト ===== | ||
* DCCをより楽しく | * DCCをより楽しく | ||
+ | * ソフトウェア・ハードウェアデザインの国産化 | ||
* 入手性、カスタマイズ性を重視 | * 入手性、カスタマイズ性を重視 | ||
- | * **リーズナブル**なサウンドデコーダ(ただし安さは追及しない) | + | * **リーズナブル**なサウンドデコーダ(安さを追及するものではない) |
===== アーキテクチャ ===== | ===== アーキテクチャ ===== | ||
行 26: | 行 28: | ||
* サウンドは、ユーザーがカスタマイズ可能なCSV形式のスクリプトプログラムで実行可能。将来的にはGUIツールによるブロック線図プログラミングも視野に入れている。 | * サウンドは、ユーザーがカスタマイズ可能なCSV形式のスクリプトプログラムで実行可能。将来的にはGUIツールによるブロック線図プログラミングも視野に入れている。 | ||
* サウンドデータは、LittleFSを使用し、USBでダウンロード可能。将来的には線路経由(UART over DCCとRailComによる通信)での書き込みが可能なシステムを開発予定。 | * サウンドデータは、LittleFSを使用し、USBでダウンロード可能。将来的には線路経由(UART over DCCとRailComによる通信)での書き込みが可能なシステムを開発予定。 | ||
+ | * 当面は独自のUSB型書き込みアダプタを用いて書き込む方式となります。 | ||
行 49: | 行 52: | ||
* スクリプトはロードされた後、常時実行されます。 | * スクリプトはロードされた後、常時実行されます。 | ||
- | * 最大、同時に12個のサウンドフローが動作します。つまり、最大12音の再生が可能です。 | + | * 最大、同時に12個のサウンドを再生可能です。E社の最新デコーダと同等を実現しています。 |
- | * サウンドファイルは、8bit モノラルの44.1kHz, | + | * サウンドプログラム(サウンドフロー)は同時に16点を実行可能です。使っていないフローは自動的に終了する機能を有しており、意識せずにサウンドプログラミングできます。 |
+ | * サウンドファイルは、8bitならびに16bitのモノラルの44.1kHz, | ||
* 状態遷移はスクリプト上に記述します。ifとgotoで状態遷移の待つ条件を作ります。ifの条件式が成立したら、遷移させる形です。 | * 状態遷移はスクリプト上に記述します。ifとgotoで状態遷移の待つ条件を作ります。ifの条件式が成立したら、遷移させる形です。 | ||
* CSVスクリプトは128行まで。 | * CSVスクリプトは128行まで。 | ||
行 87: | 行 91: | ||
^monf |監視するファンクション番号の設定 |monf,8 | | ^monf |監視するファンクション番号の設定 |monf,8 | | ||
^exit |実行しているサウンドフローの終了 | | | ^exit |実行しているサウンドフローの終了 | | | ||
- | + | ^stop|WAVファイル再生を止める | | | |
- | + | ^set| | | | |
- | 追加を検討しているコマンド。 | + | ^ret|一番上のフローに戻る | | |
- | + | ^vol|フロー内のボリューム変更 | | | |
- | | + | ^volm|マスターボリュームの変更 | | |
- | * stop サウンド停止 | + | ^pit|WAVファイル再生のピッチ(周波数)変更 | | |
- | | + | ^scrv|速度カーブ設定 | | |
- | | + | ^cfg| | | |
- | + | ^slim|速度制限 | |
+ | ^let|変数に値をセットする | | | ||
+ | ^wrnd| | | | ||
+ | ^wtrg| | | | ||
+ | ^date|ファンクション操作時にロードするcall相当コマンド | | | ||
+ | ^sply|速度連動型WAVファイル再生 | | | ||
+ | ^auxs|AUXの設定変更 | | | ||
+ | ^plyx|自動ウェイトなしでWAVファイルを再生する | | | ||
==== if 条件分岐の引数 ==== | ==== if 条件分岐の引数 ==== | ||
行 122: | 行 132: | ||
===== License ===== | ===== License ===== | ||
- | オープンサウンドデコーダのファームウェア、回路図、開発ツール、付属物(音データならびにドキュメント、サンプル)を利用するには、利用用途ごとに規定があります。 | + | 検討中 |
- | + | ||
- | + | ||
- | |非商用利用|収益を得ない活動に利用。\\ 例: | + | |
- | |商用利用A|模型店等が書込サービス提供のために利用| オープンサウンドデータの利用許諾後、ご利用いただけます。| | + | |
- | |商用利用B| 収益を得るためにデコーダやコマンドステーション開発に利用| 商用ライセンス契約が必要です。契約が無い場合には、評価用途も含め、ご利用いただけません。| | + | |
===== 利用OSS ===== | ===== 利用OSS ===== | ||
行 138: | 行 142: | ||
* Pico SDK (BSD 3-Clause license) | * Pico SDK (BSD 3-Clause license) | ||
* LittleFS | * LittleFS | ||
- | * uf2 | ||
* mklittlefs (MIT License) | * mklittlefs (MIT License) | ||
- | * FFMPEG | ||
- | * | ||
SoundFlowライブラリ、ManageWaveライブラリは、DesktopStation・フジガヤ2・Nagodenの開発物です。 | SoundFlowライブラリ、ManageWaveライブラリは、DesktopStation・フジガヤ2・Nagodenの開発物です。 |
osd1.txt · 最終更新: 2022/07/12 08:33 by yaasan