カンタムでDCC
天賞堂のカンタムサウンド車両は、DCCコントローラで動かすことができます。実は、カンタムはDCCデコーダブランド名のことであり、QSI社によって開発されたものです。日本では、「カンタム」と呼ばれてますが、ESUの「LokSound」やDesktopStationの「SmileSound」と同じく、ブランド名です。
説明書をしっかり読むと、DCCをサポートしていることが書かれています。しかし、天賞堂はDCCについてのサポートを行わないことを宣言していますので、ユーザーの責任で楽しむしかありません。
そこで、本ページでは、カンタムをDCCで遊ぶために必要な情報をまとめています。皆様からの情報提供もお待ちしております。アナログコントローラでは限定的にしか遊べないカンタムを、DCCコントローラでしっかり遊びつくしましょう。
注意点
こんな人におすすめ!
カンタムエンジニアや、アナログコントローラでは難しい、以下のような遊び方がDCCでは実現できます。
- 歩き回りながら運転したい(DSair2などの、リモートコントローラで可能)
- みんな
- 複数列車運転、重連、機回し
- 自動運転
2024年新サウンドシステム
天賞堂から2023年に情報展開がありましたが、2024年から発売されるサウンド機関車には、カンタムシステムが採用されなくなります。しかし、カンタムシステムとの互換性を維持したものとなるそうです。
たぶん、ESU LokSound5を採用したものと推察されます。LokSound5シリーズでは、2021年頃にカンタムシステム互換のモードをサポートしているためです。
動作確認されているコマンドステーション
有志によって、カンタム車両の動作を確認したDCCコマンドステーションです。もちろん、カンタムはDCC対応ですので、基本的にどのコマンドステーションでも動作しますが、使った実績のあるものを使う方が、使い方の確認や、トラブルシューティングが容易となるでしょう。
- DesktopStation DSair2, DSmainR5,
- KATO D101, D102
車両とファンクション割付
ユーザーの皆様からの情報提供、お待ちしております。デスクトップステーションのサポートチームまでメール、DM等でご連絡ください。
Function | EF64-0 #72018 | DD51 | C62 |
---|---|---|---|
F0 | ライト | ライト | ライト |
F1 | ATS | ||
F2 | 警笛 | ||
F3 | 連結音 | ||
F4 | ブロア | ||
F5 | |||
F6 | 駐機から復帰 | 駐機から復帰 | |
F7 | |||
F8 | |||
F9 | 駐機へ移行 | 駐機へ移行 | |
F10 | 状態説明 | ||
F11 | 尾灯点灯・消灯 | ||
F12 | キャブ点灯・消灯 | ||
F13 | 音量UP | ||
F14 | 音量DOWN | ||
F15 | タイフォン | ||
F16 | |||
F17 | 投炭音 | ||
F18 | |||
F19 | |||
F20 | |||
F21 | |||
F22 | |||
F23 | |||
F24 | |||
F25 | |||
F26 | |||
F27 | |||
F28 |