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traino_relaydec

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traino_relaydec [2019/09/28 08:17]
– [使い方] henohenomoheji
traino_relaydec [2020/05/31 07:10]
– [頒布方法、頒布場所] henohenomoheji
行 4: 行 4:
 TRAINOが開発した、電動ポイント(電磁石式)用外付けDCCデコーダです。 TRAINOが開発した、電動ポイント(電磁石式)用外付けDCCデコーダです。
 一台あたり4個のポイントを動かすことができます。 一台あたり4個のポイントを動かすことができます。
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 ポイント駆動電源はリレーで切り替えますが、電源はDCC側もしくは外部電源(ACアダプタ等)から選択できます。リレー切り替えですので、外部電源をACにすることもできます。 ポイント駆動電源はリレーで切り替えますが、電源はDCC側もしくは外部電源(ACアダプタ等)から選択できます。リレー切り替えですので、外部電源をACにすることもできます。
  
-※写真は標準組み付け(ポイントはDCC電源で駆動、外付けコンデンサあり、その他オプション部品なし)の状態です。+※写真は標準組み付け(ポイントはDCC電源で駆動、外付けコンデンサあり、その他オプション部品なし)の状態です。部品購入、半田付けによる組み立てが必要です。
  
  
行 24: 行 22:
 ^外形 |100mm×100mm×約20mm| 基板四隅にスタッド用の穴を準備しています。| ^外形 |100mm×100mm×約20mm| 基板四隅にスタッド用の穴を準備しています。|
 ^DCC入力電圧 |12V〜17V |使用電圧は搭載したリレーの電源電圧で決まります。| ^DCC入力電圧 |12V〜17V |使用電圧は搭載したリレーの電源電圧で決まります。|
-^DCC入力電流 |待機時100mA以下|  DCC電源でポイントを駆動した場合のピーク電流 1A以下|+^DCC入力電流 |待機時100mA以下| DCC電源でポイントを駆動した場合のピーク電流 1A以下|
 ^リレー出力点数 |8点\\  | ポイント4台分| ^リレー出力点数 |8点\\  | ポイント4台分|
-^リレー出力電流 |最大1A | | +^リレー出力電流 |最大1A(24V時) |TOMIXポイントコイル抵抗は約8Ωですので、ポイント駆動電圧15Vの場合は電流2Aになります。\\  リレーの仕様である最大スイッチング容量30Wをほぼ満足しますので、0.1秒間の間欠通電で使う限りは利用できます。
-^リレーON時間 |0,1S | |+^リレーON時間 |0,1S |TOMIX,KATO,Fleischmannのポイントでは0.1秒間で必要十分であることを確認済です。 |
 ===== インターフェース ===== ===== インターフェース =====
  
行 35: 行 33:
 ^リレー出力         | ネジ端子(3P)\\ もしくは2.54ピッチヘッダー(2P)  |ネジ端子はコモン端子を入れて3端子✖️4\\ ピンヘッダーはTOMIXポイントコネクタを接続可能 | ^リレー出力         | ネジ端子(3P)\\ もしくは2.54ピッチヘッダー(2P)  |ネジ端子はコモン端子を入れて3端子✖️4\\ ピンヘッダーはTOMIXポイントコネクタを接続可能 |
 ^LED表示         | 10点  |左から、5V電源表示、DCC信号表示、CH1〜CH4出力(D側、S側) 8点 | ^LED表示         | 10点  |左から、5V電源表示、DCC信号表示、CH1〜CH4出力(D側、S側) 8点 |
-^ロータリースイッチ     | アドレス設定に利用 |設定0->アクセサリアドレス1~4\\ 設定1->アクセサリアドレス5~7・・・ |+^ロータリースイッチ     | アドレス設定に利用 |設定0->アクセサリアドレス1~4\\ 設定1->アクセサリアドレス5~8・・・ |
 ^ディップスイッチ     | (将来の機能拡張用) | | ^ディップスイッチ     | (将来の機能拡張用) | |
-===== 機能説明 ===== +
-{{ :ta100ブロック図.png?500|}} +
-  * 本製品は、DCC電源で動作します。ロータリースイッチで設定されたDCCアクセサリアドレスを検出し、該当するリレーとLEDのオン、オフを行います。リレー出力の動作時間(ポイントコイルの通電時間)は0.1秒間です。 +
-  * 一度充電回路で外部コンデンサ充電して、ポイントコイルに大電流を流してDCC電源に負担をかけない仕組みです。リレー復帰後に、およそ1秒間の再充電時間がかかります。 +
-※ 充電時抵抗22Ω、推奨外付けコンデンサ容量8200μF この場合にτ(RC時定数)は0.2秒となります。 +
-  * なお、ディップスイッチ(オプション)を取り付け、ONに設定た場合には、拡張機能を使える予定です。(現在開発中)+
 ====== 使い方 ====== ====== 使い方 ======
 {{ :2019-09-28_07.52.20.jpg?400|}} {{ :2019-09-28_07.52.20.jpg?400|}}
行 53: 行 46:
   * 車両の動作を確認して、すべて終了です。   * 車両の動作を確認して、すべて終了です。
   * 使い終わりましたら、必ずレールの電源を切ってください。   * 使い終わりましたら、必ずレールの電源を切ってください。
 +===== 内部動作説明 ===== 
 +{{ :ta100ブロック図.png?500|}} 
 +  * 本製品は、DCC電源で動作します。ロータリースイッチで設定されたDCCアクセサリアドレスを検出し、該当するリレーとLEDのオン、オフを行います。リレー出力の動作時間(ポイントコイルの通電時間)は0.1秒間です。 
 +  * 一度充電回路で外部コンデンサ充電して、ポイントコイルに大電流を流してDCC電源に負担をかけない仕組みです。リレー復帰後に、およそ1秒間の再充電時間がかかります。 
 +※ 充電時抵抗22Ω、推奨外付けコンデンサ容量8200μF この場合にτ(RC時定数)は0.2秒となります。 
 +  * なお、ディップスイッチ(オプション)を取り付け、ON側に設定することで、機能を拡張できます。(現在開発中)
 ===== 製作方法 ===== ===== 製作方法 =====
   * 部品表は、[[https://desktopstation.net/wiki/lib/exe/fetch.php/リレーデコーダ部品表.pdf|こちら]]で確認ください。黄色塗りつぶし部は、コアパーツセットに含まれますので。その他◎部の部品を秋月電子通商などで購入し、半田付けしてください。   * 部品表は、[[https://desktopstation.net/wiki/lib/exe/fetch.php/リレーデコーダ部品表.pdf|こちら]]で確認ください。黄色塗りつぶし部は、コアパーツセットに含まれますので。その他◎部の部品を秋月電子通商などで購入し、半田付けしてください。
行 60: 行 58:
   * グレー部分(OP表示)は、通常利用しません。回路図を、[[https://desktopstation.net/wiki/lib/exe/fetch.php/t-a100%E5%9B%9E%E8%B7%AF%E5%9B%B3.pdf|こちら]]に掲示していますので、部品の動作が理解できる場合に必要に応じて利用してください。   * グレー部分(OP表示)は、通常利用しません。回路図を、[[https://desktopstation.net/wiki/lib/exe/fetch.php/t-a100%E5%9B%9E%E8%B7%AF%E5%9B%B3.pdf|こちら]]に掲示していますので、部品の動作が理解できる場合に必要に応じて利用してください。
   * コアパーツセットに添付したマイコンには、すでにプログラムが書き込まれています。arduino スケッチ(最新バージョン V02)は[[https://desktopstation.net/wiki/lib/exe/fetch.php/relaydecoderrev02.zip|こちら]]でダウンロードできます。   * コアパーツセットに添付したマイコンには、すでにプログラムが書き込まれています。arduino スケッチ(最新バージョン V02)は[[https://desktopstation.net/wiki/lib/exe/fetch.php/relaydecoderrev02.zip|こちら]]でダウンロードできます。
-  * 製品の同梱ラベルには、プリント基板とプログラムのレビジョン、バージョンを記載しています。詳細質問がある場合はこちらをメモして、[[https://desktopstation.net/bb/|デジタル鉄道模型フォーラム]]にて問い合わせください。+  * 製品の同梱ラベルには、プリント基板とプログラムのレビジョン、バージョンを記載しています。詳細質問がある場合はこちらをメモして、[[https://desktopstation.net/bb/showthread.php?tid=125|デジタル鉄道模型フォーラム]]にて問い合わせください。
   * マイコン設定情報 ATMEGA32P FUSE設定 (EXTENDED OxFD HIGH 0xDE LOW 0xFF)   * マイコン設定情報 ATMEGA32P FUSE設定 (EXTENDED OxFD HIGH 0xDE LOW 0xFF)
 ===== 頒布方法、頒布場所 ===== ===== 頒布方法、頒布場所 =====
-  * コアパーツセット(基板、マイコン、DCCコネクタ2個のセットから頒布ます。[[https://desktopstation.net/shop/html/products/detail/88|DesktopStationさん]]で販売開始済、10月1日から出荷開始予定です。+  * コアパーツセット(プリント基板、プログラム書き込み済みマイコン)での頒布になります。 
 +  * [[https://desktopstation.net/shop/products/detail/18|DesktopStationさん]]で頒布中です。
   * 全ての部品を含んだキットの頒布も将来検討しますが、しばらく時間がかかります。   * 全ての部品を含んだキットの頒布も将来検討しますが、しばらく時間がかかります。
 ===== 注意事項 ===== ===== 注意事項 =====
traino_relaydec.txt · 最終更新: 2021/11/28 16:02 by henohenomoheji

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