RailComの非対応デコーダに対する挙動調査

RailComは、瞬間的に線路の電源を0.5ms(500us)ほど止めます。これを1秒間に数~十数回行って、通信を行っていきます。なので、デコーダの回路(特にコンデンサ能力や電源回路部分)が脆弱な場合には不具合が生じる可能性も否定はできません。デコーダの回路の問題ですが、一応、バックデータが無い以上、確認はしないといけないのであります。

という事で、今まではRailComの対応ばかりに着目してましたが、これからは「RailComが非対応デコーダに影響を与えないこと」に着目して検証を進めていきたいと思います。確認項目、評価基準は以下の通りです。

・RailCom通信(カットアウト)に対応していないデコーダであること
・RailCom通信を受けても、停車中に何も起きないこと
・走行中、RailCom通信がない状態と挙動が変わらないこと

まずは、絶対に対応してないメルクリンデジタルから。ご用意したのはこちら! メルクリン 3689 (西ドイツ製, 1989年製, デコーダは6080)です。RailComなんて全くない時代というか、DCCすら規格化されていない時代のものです。

結果としてはごく普通に動作しました。

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