日本に入ってきたDCCフレンドリ対応LokSound5サウンドデコーダ

先月末に欧州で発売になり、欧州輸入組の方々からDCCフレンドリ対応LokSound5サウンドデコーダ #58731の輸入報告がぞくぞくと挙がってきています。さっそくオープンサウンドデータを書き込みいただいた報告もあり、うまく動いているようでうれしい限りです。嬉しい誤算で、スピーカーは既にはんだ付け済みのため、車体にスピーカー配線をくぐらせることで簡単に工具レスでデコーダの装着が可能だそうです。スピーカーのエンクロージャを接着剤で固定すればいいだけなので、非常に簡単になってますね。

ESU DCCフレンドリー LokSound 5 などが届く

https://www.namelesscity.tokyo/2021/06/esu-dcc-loksound-5.html

今まではEC-Slimが必須だったNゲージ車両のDCCサウンド化について、KATO製のDCCフレンドリ対応車両に限れば、DCCサウンド化については、ハードルがほぼ無くなったと言えます。ただし、価格的な問題(LokSound5の価格が高いのではなく、日本のデフレ状況・賃金が上がらない事で世界的に見て相対的に物価が低くなってるのが要因かもですが)、現時点では欧州からの輸入が必須なことや、一部のアーリーアダプター層が入手して一巡したら、落ち着くのでは・・・ということも危惧してます。また室内灯は特に考えられていないので、これもちょっとどうするかは悩ましいことになるかもですね。

日本の鉄道模型の大部分を占めるNゲージのDCCサウンド化について、大きな一歩を踏み出したといえる製品が入手できるようになり、とても喜ばしい状況です。とはいえ、あまり楽観視はしていないので、ZゲージのDCCサウンド化を狙ってExpBoardRZの開発をスタートさせている状況でもあります。

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