2022年、明けましておめでとうございます。

2022年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。皆様ならびにご家族の健康と、益々のご活躍をお祈り申し上げます。

元旦ですので、毎年恒例の「今年実現すること、目標」を掲げさせていただきます。

■2022年の実施目標・やりたいこと

  • 高性能国産サウンドデコーダ 「オープンサウンドデコーダR1」のリリース
  • オープンサウンドデータのデータ数200種類以上の実現
  • オープンサウンドデータミーティング2022(2022年1月8日、実施予定)の実現
  • DSair2後継機のめど付け、2023年リリースの準備完了
  • Grove端子を用いた在線検出ネットワーク技術の構築(S88 over I2C Grove I/F、S88oG)
  • カメラによる在線検出機器の開発
  • 営業利益率20%以上の実現
  • 海外輸出体制の構築完了
  • HO模型車両製造の可能性検討

■2022年の抱負

今年も引き続き、鉄道模型に関するハードウェア開発・ソフトウェア開発と、NMRA DCC WGでの規格活動に従事し、国内外のデジタル鉄道模型の発展に寄与してまいります。

オープンサウンドデータについても注力を進め、まずは200種類のデータを実現し、日本最大のサウンドデータライブラリを皆様に提供いたします。鉄道模型メーカー様で、オープンサウンドデータを用いたいというお話があればDCCの発展への全面協力を前提に、ビジネスとして協業させていただきます。

オープンサウンドデータは、ESU社のLokSound5デコーダを前提としたデータ形式となっています。しかし、価格が海外現地でも12000円、輸入諸経費を含めると日本国内では15000円クラスとなり、高価格になっています。需要の大きい、5000~10000円台エントリー・ミドルクラスが抜けた状態となっており、大きな課題となっておりました。
そこで、デスクトップステーションとDCC電子工作連合では次世代のDCCサウンドデコーダ開発プロジェクト「オープンサウンドデコーダ」を行う方針で合意し、2022年に開発を進めてまいります。マイコンには、RP2040を採用し、16MB(128MBit)の大容量サウンドROMを用いたシステムを、数年かけて実現していきます。開発当初はシンプルなサウンドデコーダとなる見込みです。

2017年に登場したDSair2は、いよいよ今年で最後の再生産となります。現在製造作業を進めています。DSair2は、販売が停止したキオクシア社のFlashAirを用いたシステムとなっており、FlashAir・互換品の供給が昨年末で終えたことが大きな要因です。FlashAirは棚卸在庫として保有しておりますが、今年の再生産分で在庫がなくなることが確定的となっています。DSair2の後継機をお待ちいただく場合は待っていただいて構いませんが、2023年以降まで我慢いただくこととなります。ぜひとも次の再生産での入手をご検討ください。デスクトップステーションオンラインストアの問い合わせフォームにて予約も受け付けております。

その他、デスクトップステーション株式会社の飛躍・発展のために、新商品の開発・リリースによる営業利益率の大幅改善と、海外輸出体制を整える活動を行ってまいります。

また模型メーカーに依存しない、デジタル鉄道模型エコシステムの構築を目指し、「オープン鉄道模型車両」の可能性も模索していきます。

それでは、新年、ご家族・友人とゆったりとお過ごしください。

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