【本商品は上級者向けです。DCC初心者の方には非推奨です。】
KATO HO EF81をDCC化する際に、モーター配線だけでなくライトの制御が大きな課題となっています。そこで、ライトをDCC化するための基板を開発しました。本基板は、
オープンサウンドデータのEF81データを使用することを想定しており、AUX1,2,3,4を駆使して、入換表示灯やテールライトOFF、テールライト有の条件をDCCのファンクションで再現可能です。
KATO HO EF81(https://www.katomodels.com/product/ho/ho_ef81)に好適です。詳細未確認ですが、EF510も同じ形状のライト基板という話も聞いております。
使用方法は
ブログまたは
wikiを参照下さい。
■同梱物
・10031 基板 rev.3
注意:AUX3,AUX4がロジック出力のタイプのSmileSound mini Next18・SmileSound Standard MTC21やLokSound5 microシリーズをご利用の場合を想定し、IC1にIC部品が実装済みです。ダイキャストボディのHOに、Next18タイプのNゲージ向けデコーダを使用される場合は、必ずコンデンサを多めに搭載してください。ブラスなどの大重量の貨車などを引いた場合には、デコーダが過電圧で故障する場合があります。
※Nゲージ用のデコーダをHOに使用される場合、デコーダ故障の可能性があるため動作保証はできません。予めご了承ください。
■制作方法
以下の作業が必要です。また、作業には、テスター、はんだごて、はんだ、ニッパ、AWG32以上の電線、はさみ、精密ドライバー、ピンセットなどが必要です。難易度が高いため、DCC搭載経験を有する中級者以上の方を対象としています。不明点がある場合は、有識者の同席のもと、作業をしてください。
(0) デコーダに厚みがあるため、中央ポケット部分はダイキャストを削るなどの作業を実施してください。
(1) SmileSound mini Next18・SmileSound Standard MTC21やLokSound5 micro等のAUX3,4がロジック出力を使用することを想定し、10027のIC(Rohm FMG3A)がはんだ付けされています。LokSound5(HO)用などの、Power出力のAUX3,AUX4のパッド(MTC21ピン上ではなく、デコーダ基板上のパッド)を使用する場合は、ICを取り外すか、配線をジャンパーしてください。
(2) D1,D2,D3,D4,D5,D6は、はんだ付け済みです。
(3) R1,R2,R3,R4,R5,R6は、はんだ付け済みです。
(4) EF81車両に搭載して、デコーダと配線してください。長さや位置関係に注意してください。
(5) テスターで必ず、ダイキャストボディと接触していないか、確認してください。
(6) デコーダで、全てのLEDが制御可能なことを確認してください。LEDの位置関係は、本ページのライト配置の図(DE10と書かれていますがEF81の本基板も同様の構成としています)を参考にしてください。なお、デコーダのAUX制御は
オープンサウンドデータのEF81で行うことを想定して図は作成されています。
■関連製品
・
75019 SmileSound Next18
・
ExpBoard N18 General HO Rev.3
・
高分子コンデンサ25V 220uF