ds_one
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ds_one [2017/06/07 07:24] – [DSone] yaasan | ds_one [2019/04/07 14:16] – [Distribution / 頒布] yaasan | ||
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DSoneは、超小型のDCCとMarklin Motorola 2に対応したマルチプロトコルのコマンドステーションです。 | DSoneは、超小型のDCCとMarklin Motorola 2に対応したマルチプロトコルのコマンドステーションです。 | ||
PCや外部のコントローラ機器から接続され、鉄道模型の制御を行うことができます。 | PCや外部のコントローラ機器から接続され、鉄道模型の制御を行うことができます。 | ||
+ | Arduino UNOを模型用にアレンジした製品です。 | ||
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*1 メルクリン18Vに使用する場合は、レギュレータICを交換してください。\\ | *1 メルクリン18Vに使用する場合は、レギュレータICを交換してください。\\ | ||
*2 mfxには未対応です。mfx車両はMM2互換モードがありますのでMM2としてご使用ください。 | *2 mfxには未対応です。mfx車両はMM2互換モードがありますのでMM2としてご使用ください。 | ||
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===== 競合品との違い ===== | ===== 競合品との違い ===== | ||
- | DSoneはシンプルなゲートウェイ機能を中心としたコマンドステーションで、SPROGやDP1などの製品に近いコンセプトを有しています。しかしながら、他社の競合品と違い、安価ながら仕様が完全にオープンでさらに拡張性の高い機能を持っています。 | + | DSoneはシンプルなゲートウェイ機能を中心としたコマンドステーションで、小型・PC接続型のコンセプトを有しています。しかしながら、他社の競合品と違い、安価ながら仕様が完全にオープンでさらに拡張性の高い機能を持っています。 |
==== DCCとメルクリンに対応 ==== | ==== DCCとメルクリンに対応 ==== | ||
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様々な環境で、自由にDCCやメルクリンの車両やポイントの制御がお楽しみいただけます。 | 様々な環境で、自由にDCCやメルクリンの車両やポイントの制御がお楽しみいただけます。 | ||
- | ==== 設計基準は国内大手メーカーと同様 ==== | + | ==== 日本設計・主要部品は日本製 ==== |
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+ | 回路は全ての日本国内設計です。レギュレータ、コンデンサや主要部品はすべて日本メーカー製を使用しています。 | ||
- | 回路設計基準は、大手電機メーカーで使用されているものを適用しています。 | ||
===== 必要なもの ===== | ===== 必要なもの ===== | ||
- | * ACアダプタ(DC12V~15V, | + | * ACアダプタ(DC12V~15V, |
* 線路までのフィーダーケーブル | * 線路までのフィーダーケーブル | ||
* USBケーブル(microUSB) | * USBケーブル(microUSB) | ||
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===== 使用方法 ===== | ===== 使用方法 ===== | ||
- | * キット品をお買い上げの場合、下記のソフトを書き込む必要があります。USB UARTケーブルを接続して書込みしてください。なお、PCからの5V電源のみでは書き込みできませんので、必ずACアダプタを接続してソフトの書き込みを行ってください。 | + | (1) キット品、超上級者(部品を自分で買う)向けは、組み立てサポートが一切ありません。以下の説明だけで組み上げて戴きます。 |
- | * 基板裏面のジャンパは、通常はそのまま何もせずご利用ください。外部からの電源供給または外部への電源供給に使用できます。なお電流には相当な制限がありますので、数十mA程度としてください。大電流を流したい場合はDSone上のレギュレータをDCDC型に変更ください。 | + | |
+ | * D5は、余った配線などでショートするか、小型のダイオードを実装してください。PC側から電源供給するかしないかをこの部品で決められます。はんだ付けを何もしない場合、必ず、DSoneにACアダプタをつなげてからPCとつないでください。 | ||
+ | * IC4, | ||
+ | * IC3(78M05), IC2(TB6643KQ), | ||
+ | (2) | ||
+ | キット品をお買い上げの場合、下記のDSone用ファームウェアを書き込む必要があります。USB UARTケーブルを接続してArduino UNOからアップロード書込みしてください。なお、PCからの5V電源のみでは書き込みできませんので、必ずACアダプタを接続してからDSone用ファームウェアの書き込みを行ってください。 | ||
+ | |||
+ | 基板裏面のジャンパ(D5)は、通常はそのまま何もせずご利用ください。外部からの電源供給または外部への電源供給に使用できます。なお電流には相当な制限がありますので、数十mA程度としてください。大電流を流したい場合はDSone上のレギュレータをDCDC型に変更ください。 | ||
+ | |||
+ | (3) | ||
+ | ファームウェアが書き込み終われば、DesktopStationSoftwareで、存分にDCCの制御が行えます。 | ||
===== Download ===== | ===== Download ===== | ||
+ | R3基板向け: | ||
^ソフト名 ^url ^Notes ^ | ^ソフト名 ^url ^Notes ^ | ||
- | |DSone用ファームウェア R2|[[http:// | + | |DSone用ファームウェア |
- | |DSone用ファームウェア R3|[[http:// | + | |DSone用ファームウェア R3.1b|[[https:// |
- | |DSone用ファームウェア R4|[[http:// | + | |
+ | |||
+ | R2基板向け\\ | ||
+ | ^ソフト名 ^url ^Notes ^ | ||
+ | |DSone用ファームウェア R2.2(旧R2)|[[https:// | ||
+ | |DSone用ファームウェア | ||
+ | |DSone用ファームウェア | ||
+ | |||
+ | ===== サポート ===== | ||
+ | |||
+ | 質問、トラブルなどのサポートは[[http:// | ||
+ | |||
+ | なお、サポートを受ける前に[[トラブルが起きたら?]]をご覧ください。また、業務用への利用については、[[業務用への機器の利用について]]を参照ください。 | ||
===== Distribution / 頒布 ===== | ===== Distribution / 頒布 ===== | ||
- | |基板のみ| 3000円| 表面実装部品は一部はんだ付け済、\\ 主要部品なし、ヘッダなし、シリアルアダプタ付属、ブートローダ書込済| | + | |キット| |
- | |部品キット| | + | |完成品 | <del>9800円</ |
- | |完成品 | 9800円 |動作確認済, | + | |
+ | ACアダプタ、マイクロUSBケーブルは別途、ご用意ください。 | ||
- | 購入は、[[http:// | + | 頒布は終了しました。 |
ds_one.txt · 最終更新: 2019/04/07 14:17 by yaasan