dsair2_faq
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dsair2_faq [2018/11/21 06:37] – [FlashAirの設定(アップデート)] yaasan | dsair2_faq [2020/09/15 21:21] – [本体ファームウェアの初期設定・アップデート] yaasan | ||
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- | ====== DSair2 セットアップ ====== | + | ====== DSair2 |
- | DSair2をKITで購入した場合、本体ファームウェアと、FlashAirの2つについて、ご自分で設定する必要があります。 | + | [[DSair2_Instruction|説明書TOP]] |
- | ====== | + | DSair2をKITで購入した場合、本体ファームウェアと、FlashAirの2つについて、ご自分で設定する必要があります。完成品を購入したユーザーは、届いた後に本体ファームウェアの初期設定作業を行う必要はありません。ただし、自分でFlashAirを購入した場合、FlashAirの初期設定作業は必要です。 |
- | Arduino IDE 1.8.7以降では、ボードをArduino nanoにした後、プロセッサをATMEGA328P(Old Bootloader)に設定して下さい。デフォルトのままですと、書き込みが出来ません。ただし、1.8.5までのArduino IDEではデフォルトのままで書き込みが行えます。 | + | ^ソフトの種類 ^役割 ^ |
+ | |本体ファームウェア| DCC, | ||
+ | |FlashAir Webアプリ| Wi-Fi機能, | ||
+ | ====== 本体ファームウェアの初期設定・アップデート ====== | ||
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+ | ※Arduino nanoボードの袋が空いているものは**キット品も初期設定済み**です。特に理由が無ければ、組立て時に特に作業は不要です。袋が空いていないものは以下のとおりに書き込み作業を行ってください。 | ||
+ | ※本手順は、PCの使い方に慣れた中級者向けの作業です。**自信のない方は、有償サポートをご利用ください。** | ||
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+ | まず、以下の3種類のファイルをダウンロードします。1と2については、既にダウンロードして、インストール済みの場合は不要です。 | ||
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+ | - [[https:// | ||
+ | - Arduino IDE(無料, [[https:// | ||
+ | - [[DSair2_Firmware|ファームウェア・Webアプリ]]から、最新のファームウェア(スケッチ)をダウンロードします。 | ||
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+ | {{:: | ||
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+ | ダウンロードしたZIPファイルを解凍(展開)し、分かりやすいところに格納します。解凍に失敗したり、フォルダ名を自動的に変更されるなどして、この後のファームウェア書き込み作業に失敗される方が多発しています。[[DSair2_Trouble_Setup]]を参照し、正しくZIPファイルを解凍(展開)できているか確認してください。 | ||
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+ | {{:: | ||
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+ | Arduino IDEを起動し、「ファイル」メニューの「開く」を押します。 | ||
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+ | {{:: | ||
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+ | 先ほどダウンロードして解凍した、DSairFirmwareスケッチ(DSairFirmware.ino)を開きます。 | ||
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+ | {{:: | ||
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+ | ここで、DSair2をUSBケーブルを使ってPCに繋げて下さい。ACアダプタは接続する必要はありません。正常にPCで認識し、COMポートが割り付けられることを確認して下さい。 | ||
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+ | この後、Arduino IDEでボード設定を行います。ボードの種類はArduino nanoとします。プロセッサの選択では、注意点があります。 | ||
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+ | {{http:// | ||
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+ | ** 従来(Old Bootloader)ボードの場合 ** | ||
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+ | Arduino IDE 1.8.7以降では、ボードを**Arduino nano**にした後、プロセッサを**ATMEGA328P(Old Bootloader)**に設定して下さい。デフォルトのままですと、書き込みが出来ません。ただし、1.8.5までのArduino IDEではデフォルトのままで書き込みが行えます。Nanoボード上に「NANO」という表記があると、こちらの可能性が高いです。 | ||
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+ | ** 新Nanoボードの場合 ** | ||
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+ | Arduino IDE 1.8.7以降では、ボードを**Arduino nano**にした後、プロセッサを**ATMEGA328P**に設定して下さい。ATMEGA328P(Old Bootloader)を選択すると正常に書き込めません。Nanoボード上に「NANO」の表記が無い場合は、こちらの可能性が高いです。 | ||
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+ | 通信ポートは、**DSair2が認識したポート**を指定して下さい。ほとんどのケースでは、1つしか表示されていないはずです。この場合は、認識された1つを選択すれば問題ありません。複数ある場合は、いったんDSair2につなげているUSBケーブルを抜いて、どのCOM番号のポートが消えるか(変化するか)、確認すると良いです。 | ||
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+ | {{http:// | ||
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+ | アップロードボタン(メニューのアップロードでも可)で書き込みを行います。 | ||
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+ | {{:: | ||
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+ | 「書き込みが完了しました」、のメッセージが出ていれば完了です。 | ||
====== FlashAirの設定(アップデート) ====== | ====== FlashAirの設定(アップデート) ====== | ||
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===== ツールを使う方法 ===== | ===== ツールを使う方法 ===== | ||
+ | Windows向けの専用ツールが提供されています。以下のページに記載の手順で、操作すると、自動でDSair2用のWebアプリが導入されます。なお、W-04専用で、4.00.01以降のファームウェアでなければ動作しません。4.00.00の場合は、東芝メモリの提供するファームウェアアップデートツールで4.00.01以降(どれでもかまいません)にアップデートしてください。 | ||
+ | [[FlashAir Update Tool]] | ||
+ | {{: | ||
===== 手動でアップデートされる場合 ===== | ===== 手動でアップデートされる場合 ===== | ||
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CONFIGという隠しテキストファイルがあるので、テキストエディタで開きます。SD_WLANフォルダ同様、普通には見えないので、隠しファイルを表示するように設定変更します。または、E: | CONFIGという隠しテキストファイルがあるので、テキストエディタで開きます。SD_WLANフォルダ同様、普通には見えないので、隠しファイルを表示するように設定変更します。または、E: | ||
- | 以下のように行を追加して「APPAUTOTIME=3000000」を足します。この追加の命令は、省電力モードに移行するまでの時間を通常よりも長くする設定です。 | + | 以下のように行を追加して「**APPAUTOTIME=3000000**」を足します。この追加の命令は、省電力モードに移行するまでの時間を通常よりも長くする設定です。もし忘れると、操作中に自動で無線通信が停止し、操作ができなくなる場合があります。 |
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dsair2_faq.txt · 最終更新: 2021/03/12 22:39 by yaasan