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dsair2_faq [2018/12/18 13:55] – [ツールを使う方法] yaasandsair2_faq [2021/03/12 22:39] – [FlashAirの設定(アップデート)] yaasan
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-====== DSair2 セットアップ ======+====== DSair2 ソフトウェアセットアップ ======
  
 [[DSair2_Instruction|説明書TOP]] [[DSair2_Instruction|説明書TOP]]
  
-DSair2をKITで購入した場合、本体ファームウェアと、FlashAirの2つについて、ご自分で設定する必要があります。+DSair2をKITで購入した場合、本体ファームウェアと、FlashAirの2つについて、ご自分で設定する必要があります。完成品を購入したユーザーは、届いた後に本体ファームウェアの初期設定作業を行う必要はありません。ただし、自分でFlashAirを購入した場合、FlashAirの初期設定作業は必要です。
  
-====== 本体ファームウェアの設定(ト) ======+最新版のファームウェアとWebアプリに更新するには、このペジに記載された作業が必要です。ご自分で作業できない場合には、DesktopStationか、DSair2を販売している模型店にご相談ください。有償にて対応させていただきます。
  
 +^ソフトの種類 ^役割 ^
 +|本体ファームウェア| DCC,Marklin,PWMの制御,管理,安全機能 |
 +|FlashAir Webアプリ| Wi-Fi機能,Webアプリの配信サーバー,HTMLや画像データの保管  |
 +====== 本体ファームウェアの初期設定・アップデート ======
  
-まず、[[https://desktopstation.net/wiki/doku.php/install_driver|CH340G USBライバ]]をインスールして下さい。+※Arduino nanoボーの袋が空いているものは**キッ品も初期設定済み**です。特に理由が無ければ、組立時に特に作業は不要です。袋が空いていないものは以のとおりに書き込み作業を行ってください。 
 +※本手順は、PCの使い方に慣れた中級者向けの作業です。**自信のない方は、有償サポートをご利用ください。**
  
-Arduino IDE(無料)も予めダウンロードし、インストールして下さい+まず、以下の3種類のファイルをダウンロードします。1と2については、既にダウンロードして、インストール済みの場合は不要です
  
-[[DSair2_Firmware|ファームウェア・Webアプリ]]から、最新のファームウェア(スケッチ)を解凍し、分かりやすいところに格納します。+  - [[https://desktopstation.net/wiki/doku.php/install_driver|CH340G USBドライバ]]をインストールして下さい。 
 +  - Arduino IDE(無料, [[https://www.arduino.cc/en/main/software|https://www.arduino.cc/en/main/software]])も予めダウンロードし、インストールして下さい。 
 +  - [[DSair2_Firmware|ファームウェア・Webアプリ]]から、最新のファームウェア(スケッチ)をダウンロードします。
  
-Arduino IDEを起動し、DSshield with FlashAirスケッチ(DSshieldFlashAir.ino)を開きます。+{{::firmware_update_0.png?400|}}
  
-ここで、DSair2をUSBケーブルを使ってPCに繋げて下さい。ACアダプタは接続する必要はありません。 
  
-正常にPCで認識し、COMポートが割付けられるこを確認してさい。+ダウンロードしたZIPファイルを解凍(展開)し、分かやすいところに格納します。解凍に失敗したり、フォルダ名を自動的に変更されるなどして、の後のファームウェア書き込み作業に失敗される方が多発しています。[[DSair2_Trouble_Setup]]参照し、正しくZIPファイルを解凍(展開)できているか確認してください。
  
-{{:arduinoide_tool.png?300|}}+{{::firmware_update_5.png?400|}}
  
-この後、Arduino IDEでボード設定を行います。ボードの種類はArduino nanoとし、プロセッサはATMEGA328Pとしますが注意点があります。 
  
-Arduino IDE 1.8.7以降では、ボードArduino nanoにた後プロセッサをATMEGA328P(Old Bootloader)に設定して下さい。デままですと、書き込みが出来ません。ただ、1.8.5までのArduino IDEではデフォルトのままで書き込みが行えます。+Arduino IDEを起動し、ァイ」メニュー「開く」を押します。
  
-通信ポートは、DSair2が認識したポートを指定して下さい。ほとんどのケースでは、1つしか表示されていないはずです。この場合は、認識された1つを選択すれば問題ありません。+{{::firmware_update_1.png?400|}} 
 + 
 +先ほどダウンロードして解凍した、DSairFirmwareスケッチ(DSairFirmware.ino)を開きます。 
 + 
 +{{::firmware_update_2.png?400|}} 
 + 
 +ここで、DSair2をUSBケーブルを使ってPCに繋げて下さい。ACアダプタは接続する必要はありません。正常にPCで認識し、COMポートが割り付けられることを確認して下さい。 
 + 
 +この後、Arduino IDEでボード設定を行います。ボードの種類はArduino nanoとします。プロセッサの選択では、注意点があります。 
 + 
 +{{https://buin2gou.sakura.ne.jp/sblo_files/powerele/image/NanoBoard_20200307-thumbnail2.jpg}} 
 + 
 + 
 +** 従来(Old Bootloader)ボードの場合 ** 
 + 
 +Arduino IDE 1.8.7以降では、ボードを**Arduino nano**にした後、プロセッサを**ATMEGA328P(Old Bootloader)**に設定して下さい。デフォルトのままですと、書き込みが出来ません。ただし、1.8.5までのArduino IDEではデフォルトのままで書き込みが行えます。Nanoボード上に「NANO」という表記があると、こちらの可能性が高いです。 
 + 
 +** 新Nanoボードの場合 ** 
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 +Arduino IDE 1.8.7以降では、ボードを**Arduino nano**にした後、プロセッサを**ATMEGA328P**に設定して下さい。ATMEGA328P(Old Bootloader)を選択すると正常に書き込めません。Nanoボード上に「NANO」の表記が無い場合は、こちらの可能性が高いです。 
 + 
 + 
 +通信ポートは、**DSair2が認識したポート**を指定して下さい。ほとんどのケースでは、1つしか表示されていないはずです。この場合は、認識された1つを選択すれば問題ありません。複数ある場合は、いったんDSair2につなげているUSBケーブルを抜いて、どのCOM番号のポートが消えるか(変化するか)、確認すると良いです。 
 + 
 +{{https://buin2gou.sakura.ne.jp/sblo_files/powerele/image/NanoBoard_withArduinoIDE-thumbnail2.png}}
  
 アップロードボタン(メニューのアップロードでも可)で書き込みを行います。 アップロードボタン(メニューのアップロードでも可)で書き込みを行います。
  
-{{::arduinoide_tool2.png?300|}}+{{::firmware_update_4.png?400|}}
  
-書き込みが完了しました、のメッセージが出ていれば完了です。+書き込みが完了しました、のメッセージが出ていれば完了です。
  
-====== FlashAirの設定(アップデート) ======+====== FlashAir Webアプリの設定(アップデート) ======
  
 SDカード内の隠しフォルダSD_WLAN内のファイルを、最新版のファームウェアのSD_WLANフォルダからコピーすることでアップデートが行えます。Windows向けに、隠しフォルダなどを意識せずにアップデートをワンクリックで行うアップデートツールも提供しています。 SDカード内の隠しフォルダSD_WLAN内のファイルを、最新版のファームウェアのSD_WLANフォルダからコピーすることでアップデートが行えます。Windows向けに、隠しフォルダなどを意識せずにアップデートをワンクリックで行うアップデートツールも提供しています。
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 CONFIGという隠しテキストファイルがあるので、テキストエディタで開きます。SD_WLANフォルダ同様、普通には見えないので、隠しファイルを表示するように設定変更します。または、E:\SD_WLAN\CONFIG と入力してENTERを押すと、メモ帳で編集できるようになります。 CONFIGという隠しテキストファイルがあるので、テキストエディタで開きます。SD_WLANフォルダ同様、普通には見えないので、隠しファイルを表示するように設定変更します。または、E:\SD_WLAN\CONFIG と入力してENTERを押すと、メモ帳で編集できるようになります。
  
-以下のように行を追加して「APPAUTOTIME=3000000」を足します。この追加の命令は、省電力モードに移行するまでの時間を通常よりも長くする設定です。+以下のように行を追加して「**APPAUTOTIME=3000000**」を足します。この追加の命令は、省電力モードに移行するまでの時間を通常よりも長くする設定です。もし忘れると、操作中に自動で無線通信が停止し、操作ができなくなる場合があります。
  
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dsair2_faq.txt · 最終更新: 2021/03/12 22:39 by yaasan

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