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dsair2_layoutroute

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dsair2_layoutroute [2021/05/01 22:24]
– 作成 yaasan
dsair2_layoutroute [2021/05/08 08:45]
– [ルートを登録する] yaasan
行 1: 行 1:
-====== レイアウト・ルート信号 ======+====== レイアウト・ルート信号機能 ====== 
 + 
 +[[DSair2_Instruction|TOP]]
  
 ※ルート機能は、2021年5月1日現在、試験実装版です。当面の期間、デバッグする必要があります。仕様変更する場合がありますので、予めご了承ください。 ※ルート機能は、2021年5月1日現在、試験実装版です。当面の期間、デバッグする必要があります。仕様変更する場合がありますので、予めご了承ください。
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 ===== 機能の説明 ===== ===== 機能の説明 =====
  
-レイアウト・ルート信号機能は、XXのタブをタップすることで開くことができます。+レイアウト・ルート信号機能は、{{:icon_map.png?40|}}のタブをタップすることで開くことができます。
  
 この画面では、大きく2つの機能が搭載されています。 この画面では、大きく2つの機能が搭載されています。
 +
 +==== レイアウト機能 ====
 +
 +駅を含む前後の区間のポイント線路図を描いたりできます。
 +線路図からポイント部分をタップすることで、簡単にポイント操作を行うための機能として使用します。
 +
 +==== ルート信号機能 ====
 +
 +ポイントやS88在線状態から、信号機を自動的に制御する機能です。なお副次的に、ルートを強制開通させる機能も実現できます。ヤードの管理や、信号機の制御を行う際に使用します。つまり、信号機を制御するためのプログラミングをする必要はありません。ただし、信号機の状態を表す、ポイント条件表をすべて書く必要があります。
 +
 +
 +===== 使用方法 =====
 +
 +==== 必要な機器 ====
 +
 +レイアウト・ルート信号機能を活用するには、以下の機器が必要です。各機器の設定方法は、機器の説明書を参照してください。ここでは、機器ごとの細かい説明は省略します。
 +
 +|ポイント | ポイント線路が必要です。これが無いと始まりません。|
 +|ポイントデコーダ|ポイントを転換するとき、デコーダが必要です。車両用デコーダでは代用できません。ソレノイド向けや、サーボ向け、DCモータ向けなどがあります。日本国内の大手メーカーのポイントは、ほぼソレノイドタイプです。|
 +|信号機デコーダ| ポイントデコーダの一種ですが、信号機デコーダというものがあります。\\ [[https://web.nucky.jp/dcc/signaldecoder/signaldecoder.html|Nuckyの日本型信号機]]、ESUではSignalPilotなど。|
 +|S88在線検出器| 車両の位置情報を取得する機器です。Nuckyの[[https://web.nucky.jp/dcc/s88n_train_detector/s88n_train_detector.html|s88-N Train Detector]]やFujigaya2の[[https://seesaawiki.jp/fujigaya2/d/S88%20Detector%208ch|S88 Detector 8ch]]、そのほか欧州各社が販売中です。|
 +
 +今後、RailCom(BiDi)対応の在線検出器も計画しています。
 +==== 線路の図を描く ====
 +
 +早速、線路の図を描いていきましょう。複雑な図を描く場合には、ポイントなどがある区間だけ描くこともできます。すべての線路を忠実に描く必要はありません。
 +
 +{{::route_map0.png?400|}}
 +==== ルートを登録する ====
 +
 +ルートを登録するには、エディタを開きます。Routeボタンを押して下さい。
 +
 +{{::route_openeditor.png?400|}}
 +
 +
 +  - ルートを追加する
 +  - ルートの名前を決める
 +  - ルートが開通したときに操作する信号のアドレスと、その向きを設定する。通常はGreenにする。
 +  - 開通したときだけ操作したい場合は、Ignoreを選択する。通常はLink(開通・非開通を両方自動制御)にする。
 +  - ルートに紐づけるポイントアドレスやS88アドレスと、その時の状態を設定する。Operationは通常はANDで良いが、ORを使う必要がある場合もある
 +
 +
 +ルートに紐づけるポイント・S88の設定項目の説明は以下の通りです。
 +
 +^Type | 紐づける機器の種類。TurnoutとSignalは現状は同じ意味です。S88は在線検出器です。 |
 +^Addr | アクセサリアドレス(1-2044)またはS88アドレス(0-15)を指定します。|
 +^Status | 紐づける機器の論理状態。分岐の時をルート条件にしたいときはdivを選択します。直進の場合はstrとします。S88の場合は、0(div)がOFF、1(str)がONの時です。|
 +^Operation | ANDを指定してください。複雑な条件を設定する場合はORも使います。詳細は今後解説します。|
 +
 +{{::route_data1.png?400|}}
 +==== ルート信号機をレイアウトに置く ====
 +
 +ルート信号機をお好きなところにおいてください。基本的には、ポイントの手前に置くのが一般的と言われます。
 +鉛筆ツールを選んだ状態で、ルート信号機をタップするとルートを選択できます。ルートを選択することで、ルート信号機は使用できるようになります。
 +
 +{{:route_map1.png?400|}}
 +==== ルートを強制的に開通させる ====
 +
 +矢印ツールを選んだ状態で、レイアウト上のルートが登録されているルート信号機をタップすると、ルートを強制的に開通できます。ただし、S88在線状態は制御できないため、在線状態に紐づいたルートの場合には、ポイントのみWebアプリが自動でポイントの向きを操作します。
 +
  
  
dsair2_layoutroute.txt · 最終更新: 2021/05/08 09:05 by yaasan

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