エラーが発生すると、LEDが高速点滅して線路への出力を停止します。
LEDの点灯パターンによって、エラー状態が異なります。
1回点滅の場合 | 電圧が正常範囲に入っていません。 運転中・電源オンしたときに発生する場合、ショートしています (長時間大電流を流す運転をした場合)DSair2が内部でオーバーヒートしています |
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2回点滅の場合 | FlashAirカードが認識できません。 |
ご注意: ATMEGA328P-PUチップのファームウェアがr0i以前の場合、一部のロットのFlashAirが起動時に認識されないケースがあります。リセットボタンを押すと正常復帰しますが、ファームウェアr0r以降で改善していますので、アップデート作業をお願いします。
RUN LEDが点滅しない場合には、DSairが正常に起動していません。
ACアダプタの容量が小さく、ショートをDSairの内部安全機能よりも早く検出して停止させている場合があります。ACアダプタの容量を、3A以上に変更すると改善します。 なお、ショートはできる限り発生させないようにしてください。回路の寿命や故障の原因となります。
1.5A(DSair2は2.0A)の電流出力条件で連続で30分以上稼働させると、チップの内部フィンはおおよそ45℃程度(室温20℃)まで上昇します。2.0A連続30分以上の稼働の場合には、60℃弱まで上昇します。動作には問題ありませんが、1.5~2.0Aの連続運転で使用する熱設計となっているため、長時間の2.0A超の稼働はお控えください。なお、長い時間、発熱が限界を超えた場合(おおよそ80℃以上)、自動的にシャットダウンします。大容量が必要な環境ではDSmainをご使用ください。
・デコーダは正しく繋がっていますか?配線が断線・ショートしていませんか? ・線路が汚れていませんか? ・車輪が汚れていませんか?
CVの書き込み機能はr0vファームウェアより搭載されました。ただし、正常に書けたかどうかをチェックする機能を搭載していません。簡易的なCV書き換えのみでご使用ください。ロングアドレスなどへの変更は、DSblueboxをご使用ください。
大きいレイアウトの場合、線路の電圧降下で、電圧が下がっている可能性があります。線路とは別に、なるべく太いフィーダ線を増強して配線してください。
DSairでは、リッチな画面を使用しており、モダンブラウザと呼ばれるHTML5に対応したものが必須です。古いiOS機種や、Android機種、マイクロソフト社のIEやEDGEブラウザでは正しく表示されない場合があります。可能な限り、ブラウザソフトを最新版にアップデートしてください。推奨は、Google社のChromeとなります。
ダブルタップ(指1本でトントンと軽く画面を叩く)すると、画面が自動調整されて表示されます。
Loconetは、デジトラックス社の技術のため、当社ではサポートしておりません。ライセンス契約が必要で、費用の支払いが必要となります。今後もサポートの予定は一切ございません。
DSair2は、直流入力専用のハードウェアです。交流の電源をそのまま接続すると、故障します。 絶対に、交流のアダプタを繋げないで下さい。
古いカトーのパワーパックやDCCコマンドステーションは、交流電源アダプタになっています。ご注意下さい。
特定の小さいスケール向けの小型デコーダをHOのダイキャストボディの重量級車両で使用した際に、デコーダが緊急停止などのさいにモータに蓄積された電流によって発生する過電圧現象に耐えきれず、故障する事例が報告されています。
小さいスケール向けのデコーダを、大きいスケールで、なおかつ重量のある車両で、さらに最高速度で走行させて急停車などの操作は避けるようにして下さい。
デコーダの車両の組み合わせに起因する機器の故障やトラブルに関しては、保証しかねます。