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dshacxr4.1 [2021/11/25 07:12] – [部品表(BOM)] yaasandshacxr4.1 [2021/11/30 09:57] – [パワーパックSXの前面くりぬき加工] yaasan
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   * パワーパックのメーカーであるK社様に問い合わせやサポートを依頼すること   * パワーパックのメーカーであるK社様に問い合わせやサポートを依頼すること
   * 組み立てをDesktopStationに依頼する事(組み立て後の不具合、修理は有償で実施しております)   * 組み立てをDesktopStationに依頼する事(組み立て後の不具合、修理は有償で実施しております)
- 
-===== 基板情報 ===== 
- 
- 
-==== 結線図・回路図 ==== 
- 
- 
-==== アートワーク ==== 
- 
  
 ===== 部品表(BOM) ===== ===== 部品表(BOM) =====
行 68: 行 59:
 ケースに入れてコマンドステーションとして完成させるために必要なものは以下の通りです。 ケースに入れてコマンドステーションとして完成させるために必要なものは以下の通りです。
  
-==== KATO パワーパック スタンダードSXを使って組み立てる場合 ====+|[[https://www.katomodels.com/product/p/power_pack_standard_sx|22-018]]|パワーパックスタンダードSX(ACアダプター別売)|
  
  
-^Parts No ^Specification ^入手元 ^Notes ^ +===== 基板のはんだ付け =====
-|[[https://www.katomodels.com/product/p/power_pack_standard_sx|22-018]]|パワーパックスタンダードSX(ACアダプター別売)|量販店,模型店| メーカー保証無効となります | +
-|[[https://www.katomodels.com/product/p/ac_adapter|22-082]]|(Nゲージに使用する場合)N用ACアダプター|量販店,模型店|排他 | +
-|[[https://www.katomodels.com/product/p/ac_adapter|22-083]]|(HOゲージに使用する場合)HO用ACアダプター|量販店,模型店|排他 |+
  
 +  - パワーパックSXの基板から、配線をすべてはんだごてを使って取り外します
 +  - HACX R4基板に、ATMEGA328P-PU、TB6643KQをはんだ付けします。
 +  - タクトスイッチもはんだ付けします。
 +  - パワーパックSXから取り外した、DC電源線、フィーダ線をはんだ付けします。DC電源線は極性があり、赤が+、黒がーとなります。間違えると、HACX R4基板は故障しますので、基板上のシルク印刷と、写真を見て確認をお願いします。
 +  - OLEDは、若干斜めに折り曲げる必要があります。
  
 +基板は背の低い部品から、はんだ付けをしてください。表面実装部品は既にはんだ付け済みです。また付属のATMEGA328Pもファームウェアを書き込み済みです。
  
 +{{::dshacx4_pcb.jpg?400|}}
  
-===== 基板のはんだ付け =====+部品をはんだ付けすると以下のようになります。
  
-最初にピンフレーム、ATMEGA328P-PU、TB6643KQをはんだ付けします。購入いただいたキットに部品は全て付属しておりますが、追加で欲しい場合は以下を参考に、秋月電子で部品を各自で調達してください。 +{{::dshacx4_pcb_soldered.jpg?400|}}
- +
-^Parts No ^Specification ^Akizuki ^Notes ^ +
-|OLED| I2C OLED,0.96inch,128x64 |[[https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-12031/|P-12031]] | | +
-|OLED PinFrame | 4pin 2.54mm pitch Pin Frame |[[https://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-05779/|C-05779]] | | +
-|IC2|TB6643KQ|[[https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-07688/|I-07688]] | | +
-|IC4|ATMEGA328P-PU|[[https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03142/|I-03142]]  | | +
-|C7 |220uF,35V,\\ 35ZLH220MEFCCT8X11.5 |[[https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-11758/|P-11758]] | +
-|C2,C3 |47uF,25V,25MH747MEFC6.3X7 |[[https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-10596/|P-10596]] | +
-|SW1,SW2,SW3,SW4,\\ SW5,SW6,SW7| Tact Switch H=18mm | |PCBに付属 | +
-|スペーサ,M3ねじ| 15mm程度 | | | +
-|基板固定ネジ | KATO SXの場合は不要 | | | +
-|PCB | | |PCBに付属 |+
  
  
-{{::dshacx4c_akizuki_partslist.png?600|}} 
  
 ===== 組み立て ===== ===== 組み立て =====
行 105: 行 87:
   * パワーパックSXの分解、部品の取り外し   * パワーパックSXの分解、部品の取り外し
   * パワーパックSXの前面くりぬき加工(超音波カッターがあると便利)   * パワーパックSXの前面くりぬき加工(超音波カッターがあると便利)
-  * 基板の組み立て+  * 基板の組み立て(前述)
   * OLEDの取り付け   * OLEDの取り付け
   * 印刷済み前面パネルの穴部分くりぬき(デザインナイフ、またはカッターを使用)   * 印刷済み前面パネルの穴部分くりぬき(デザインナイフ、またはカッターを使用)
   * アクリルパネル、印刷済み前面パネル、基板、OLEDの取り付け   * アクリルパネル、印刷済み前面パネル、基板、OLEDの取り付け
-  * パネルの接着+  * パネルのビス止め
   * ケースへの収納   * ケースへの収納
   * ケースの固定と完成・動作確認   * ケースの固定と完成・動作確認
  
 +==== パワーパックSXの分解、部品の取り外し ====
  
 +[[https://www.katomodels.com/product/p/power_pack_standard_sx|KATOパワーパック スタンダードSX]](22-018)のケースを改造して流用します。当然のことでありますが、分解・改造した時点で製品の保証は無くなります。本キットに関連することについて、KATO社への問い合わせは絶対にしないでください。KATO社へ問い合わせを行う可能性のある方は、HACXの利用をおやめください。
  
  
 +[[https://desktopstation.net/blog/2021/11/30/kato-%e3%83%91%e3%83%af%e3%83%bc%e3%83%91%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%b3%e3%83%80%e3%83%bc%e3%83%89sx%e3%81%ae%e5%88%86%e8%a7%a3%e6%96%b9%e6%b3%95/|パワーパックSXの分解方法はブログにてご紹介]]していますので、ご一読ください。はんだごて、ドライバー、モンキーレンチなどが必要となります。
  
 +下記のように分解できれば、準備完了です。
  
-[[https://desktopstation.net/blog/2021/05/29/ds-hacx-r4%e3%82%92%e8%a9%a6%e4%bd%9c/|DS HACX R4を試作]]を参照ください。+{{::hacxr4_newpanel13_minia.jpg|}}
  
-以下のケースに対応しています。なお、[[https://www.katomodels.com/product/p/power_pack_standard_sx|KATOパワーパック スタンダードSX]](22-018)のケースを改造して流用できますが、分解した時点で製品の保証は無くなります。本キットに関連することについて、メーカーへの問い合わせは絶対にしないでください。+{{::hacxr4_newpanel13_minib.jpg|}}
  
-  * KATO パワーパックSX(22-018) 
-  * タカチ [[https://www.takachi-el.co.jp/products/TW_TWN|TW7-4-11BまたはTW7-4-11G]] (汎用プラスティックケース) 
  
-スにはあらかじめ加工をしてください。刃物を使用するため、けがには十分ご注意ください。+==== パワパックSXの前面くりぬき加工 ====
  
-パワーパックSX加工る場合3Dプリンタ用型紙以下の通す。 +超音波カッタなどを用いて、前面ネルをくりぬきます。なお、きれいにカトできず曲がっていても問題ありません。多少曲がっていても、最後は印刷済みパネルかぶせますので、切った部分全く見えなくなす。気にせず作業しましょう。
- +
-[[https://desktopstation.net/bin/HACX_KATAGAMI_r0.FCStd|FreeCADデータ]], [[https://desktopstation.net/bin/HACX_KATAGAMI_r0.stl|STLデータ]]+
  
 {{https://desktopstation.net/blog/wp-content/uploads/2021/05/HACX_Case1.jpg?400}} {{https://desktopstation.net/blog/wp-content/uploads/2021/05/HACX_Case1.jpg?400}}
  
-{{https://desktopstation.net/blog/wp-content/uploads/2021/05/HACX_Case2.jpg?400}}+以下のようにカットをしていきます。端を少し残すのがポイントです。
  
-{{https://desktopstation.net/blog/wp-content/uploads/2021/05/HACX_Case3.jpg?400}}+{{https://desktopstation.net/blog/wp-content/uploads/2021/11/image-9.png}}
  
-{{https://desktopstation.net/blog/wp-content/uploads/2021/05/HACX_Case4.jpg?400}}+超音波カッターでカットした様子が下記です。
  
-{{https://desktopstation.net/blog/wp-content/uploads/2021/05/HACX_Case5.jpg?400}}+{{::hacxr4_newpanel3_mini.jpg|}}
  
-{{https://desktopstation.net/blog/wp-content/uploads/2021/05/HACX_Case6.jpg?400}}+カットした部分を取り除いた様子です。超音波カッターは、溶かしながら切りますので、切断面は少し盛り上がります。このため、デザインナイフや彫刻刀等を用いて削り取る必要があります。
  
-{{::dshacx4_kit_case_customize.png?400|}} +{{::hacxr4_newpanel4_mini.jpg|}}
- +
-基板は背の低い部品から、はんだ付けをしてください。表面実装部品は既にはんだ付け済みです。また付属のATMEGA328Pもファームウェアを書き込み済みです。 +
- +
-{{::dshacx4_pcb.jpg?400|}} +
- +
-部品をはんだ付けすると以下のようになります。 +
- +
-{{::dshacx4_pcb_soldered.jpg?400|}}+
  
-OLED付ける以下のようになります+また、ねじの形した部分が四隅に4つあますが、少し出っ張っていてアクリルパネルを載せたきに干渉するで、デザインナイフか彫刻刀で少し削り、周りの高さと合わせるようにしてください
  
-{{::dshacx4_kit_1.jpg?400|}}+{{:undefined:hacxr4_newpanel4_miniredarrow.jpg?400|}}
  
-パワーパックSX配線から移植をすると、以下のようになります。注意点としては、DCジャック配線のはんだ付です。黒色の線はGND、赤色の線は+12Vのシルクの個所にはんだ付けしてください。**間違えると、基板が損傷してしまいます**ので、ご注意ください。+==== 印刷済用紙穴あ加工 ====
  
-{{::dshacx4_kit_2.jpg?400|}}+カッターやデザインナイフを使って、穴あけ加工をしてください。
  
-パワーパックSXに取り付けた様子です。付属のM3ねじ、スペーサー、凸型スペーサを用いて、OLED左上側の基板が沈み込まないように調整してください。+==== 基板とOLEDの取り付け ====
  
-{{::dshacx4_kit_3.jpg?400|}}+OLEDの位置が若干ずれていますので、基板とアクリルパネル、印刷済み用紙の位置を調整しながら設置してください。
  
  
-基板を取り付けたら、レバーなどを戻していきます。 
  
-{{::dshacx4_kit_4.jpg?400|}} 
  
  
-これで完成です。 
  
-{{:dshacx4_kit_5.jpg?400|}} 
 ===== 仕様 ===== ===== 仕様 =====
  
dshacxr4.1.txt · 最終更新: 2022/04/20 07:42 by yaasan

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