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dshacxr4.1

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dshacxr4.1 [2021/11/25 07:28]
yaasan
dshacxr4.1 [2022/04/20 07:42] (現在)
– [頒布] yaasan
行 11: 行 11:
 はんだ付けや、ケースのくりぬき工作作業が必要なため、工作経験をお持ちの方を対象としています。工作経験を持つ、知り合い・ご友人の力を借りて組み上げられる場合には、その限りではありません。 はんだ付けや、ケースのくりぬき工作作業が必要なため、工作経験をお持ちの方を対象としています。工作経験を持つ、知り合い・ご友人の力を借りて組み上げられる場合には、その限りではありません。
  
-有償による修理サービスや、部品の別売も行っておりますので、もしも失敗した場合にはデスクトップステーション株式会社までご相談ください。+有償による修理サービスや、部品の別売も行っておりますので、もしも加工や工作に失敗した場合にはデスクトップステーション株式会社までご相談ください。
 ===== できること ===== ===== できること =====
  
行 47: 行 47:
 |C2,C3 |47uF,25V,25MH747MEFC6.3X7 |[[https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-10596/|P-10596]] | |C2,C3 |47uF,25V,25MH747MEFC6.3X7 |[[https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-10596/|P-10596]] |
 |SW1,SW2,SW3,SW4,\\ SW5,SW6,SW7| Tact Switch H=18mm | | | |SW1,SW2,SW3,SW4,\\ SW5,SW6,SW7| Tact Switch H=18mm | | |
-|PCB | | | |+|PCB |独自基板 | | |
  
 ^Specification ^個数 ^Notes ^ ^Specification ^個数 ^Notes ^
-|スペーサ(メスメス),M3 15mm | 4pcs | |+|スペーサ(メスメス),M3 14mm | 4pcs | |
 |M3ねじ| 8pcs | | |M3ねじ| 8pcs | |
 |固定用ビス |4pcs | | |固定用ビス |4pcs | |
行 70: 行 70:
   - OLEDは、若干斜めに折り曲げる必要があります。   - OLEDは、若干斜めに折り曲げる必要があります。
  
 +基板は背の低い部品から、はんだ付けをしてください。表面実装部品は既にはんだ付け済みです。また付属のATMEGA328Pもファームウェアを書き込み済みです。
 +
 +{{::dshacx4_pcb.jpg?400|}}
 +
 +部品をはんだ付けすると以下のようになります。
 +
 +{{::dshacx4_pcb_soldered.jpg?400|}}
 +
 +
 +パワーパックSXの配線などを移植して、以下のような形にしてください。
 +
 +  - VRは、上から緑・黄・灰の順番ではんだ付け。
 +  - DCジャックは極性があります。赤が+12V、黒がGNDに配線してください。
 +  - フィーダ出力は、特に極性はありません。
 ===== 組み立て ===== ===== 組み立て =====
  
行 81: 行 95:
   * 印刷済み前面パネルの穴部分くりぬき(デザインナイフ、またはカッターを使用)   * 印刷済み前面パネルの穴部分くりぬき(デザインナイフ、またはカッターを使用)
   * アクリルパネル、印刷済み前面パネル、基板、OLEDの取り付け   * アクリルパネル、印刷済み前面パネル、基板、OLEDの取り付け
-  * パネルの接着+  * パネルのビス止め
   * ケースへの収納   * ケースへの収納
   * ケースの固定と完成・動作確認   * ケースの固定と完成・動作確認
- 
  
 ==== パワーパックSXの分解、部品の取り外し ==== ==== パワーパックSXの分解、部品の取り外し ====
  
 [[https://www.katomodels.com/product/p/power_pack_standard_sx|KATOパワーパック スタンダードSX]](22-018)のケースを改造して流用します。当然のことでありますが、分解・改造した時点で製品の保証は無くなります。本キットに関連することについて、KATO社への問い合わせは絶対にしないでください。KATO社へ問い合わせを行う可能性のある方は、HACXの利用をおやめください。 [[https://www.katomodels.com/product/p/power_pack_standard_sx|KATOパワーパック スタンダードSX]](22-018)のケースを改造して流用します。当然のことでありますが、分解・改造した時点で製品の保証は無くなります。本キットに関連することについて、KATO社への問い合わせは絶対にしないでください。KATO社へ問い合わせを行う可能性のある方は、HACXの利用をおやめください。
 +
 +
 +[[https://desktopstation.net/blog/2021/11/30/kato-%e3%83%91%e3%83%af%e3%83%bc%e3%83%91%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%b3%e3%83%80%e3%83%bc%e3%83%89sx%e3%81%ae%e5%88%86%e8%a7%a3%e6%96%b9%e6%b3%95/|パワーパックSXの分解方法はブログにてご紹介]]していますので、ご一読ください。はんだごて、ドライバー、モンキーレンチなどが必要となります。
 +
 +下記のように分解できれば、準備完了です。
  
 {{::hacxr4_newpanel13_minia.jpg|}} {{::hacxr4_newpanel13_minia.jpg|}}
行 97: 行 115:
 ==== パワーパックSXの前面くりぬき加工 ==== ==== パワーパックSXの前面くりぬき加工 ====
  
-超音波カッターなどを用いて、前面パネルをくりぬきます。なお、きれいにカットできず曲がっていても問題ありません。 +超音波カッターなどを用いて、前面パネルをくりぬきます。なお、きれいにカットできず曲がっていても問題ありません。多少曲がっていても、最後は印刷済みパネルをかぶせますので、切った部分は全く見えなくなります。気にせず作業しましょう
-印刷済みパネルをかぶせますので、切った部分は全く見えなくなります。+
  
 +{{https://desktopstation.net/blog/wp-content/uploads/2021/05/HACX_Case1.jpg?400}}
  
-{{::hacxr4_newpanel3_mini.jpg|}}+以下のようにカットをしていきます。端を少し残すのがポイントです。
  
-{{::hacxr4_newpanel4_mini.jpg|}}+{{https://desktopstation.net/blog/wp-content/uploads/2021/11/image-9.png}}
  
 +超音波カッターでカットした様子が下記です。
  
-{{https://desktopstation.net/blog/wp-content/uploads/2021/05/HACX_Case1.jpg?400}}+{{::hacxr4_newpanel3_mini.jpg|}}
  
-{{https://desktopstation.net/blog/wp-content/uploads/2021/05/HACX_Case2.jpg?400}}+カットした部分を取り除いた様子です。超音波カッターは、溶かしながら切りますので、切断面は少し盛り上がります。このため、デザインナイフや彫刻刀等を用いて削り取る必要があります。
  
-{{https://desktopstation.net/blog/wp-content/uploads/2021/05/HACX_Case3.jpg?400}}+{{::hacxr4_newpanel4_mini.jpg|}}
  
-{{https://desktopstation.net/blog/wp-content/uploads/2021/05/HACX_Case4.jpg?400}}+また、ねじの形をした部分が四隅に4つありますが、少し出っ張っていてアクリルパネルを載せたときに干渉するので、デザインナイフか彫刻刀で少し削り、周りの高さと合わせるようにしてください。
  
-{{https://desktopstation.net/blog/wp-content/uploads/2021/05/HACX_Case5.jpg?400}}+{{:undefined:hacxr4_newpanel4_miniredarrow.jpg?400|}}
  
-{{https://desktopstation.net/blog/wp-content/uploads/2021/05/HACX_Case6.jpg?400}}+==== 印刷済用紙の穴あけ加工 ====
  
-{{::dshacx4_kit_case_customize.png?400|}}+カッターやデザインナイフを使って、穴あけ加工をしてください。
  
-基板は背の低い部品から、はんだ付けをしてください。表面実装部品は既にはんだ付け済みです。また付属のATMEGA328Pもファームウェアを書き込み済みです。+{{::hacx_overall_r2_svg_simple.png|}}
  
-{{::dshacx4_pcb.jpg?400|}}+ご自分で印刷できるように、元データを添付いたします。
  
-部品をはんだ付け以下ようになります。+{{ ::hacx_overall_r2_svg_simple.zip |HACX R4 SVGデータ}} 
 + 
 +[[https://inkscape.org/ja/|inkscape]](フリーソフト)で編集、印刷が可能で。 
 +==== 基板OLED付け ==== 
 + 
 +OLEDの位置が若干ずれていますので、基板とアクリルパネル、印刷済み用紙の位置を調整しながら設置してください
  
-{{::dshacx4_pcb_soldered.jpg?400|}} 
  
-OLEDを取り付けると以下のようになります。 
  
-{{::dshacx4_kit_1.jpg?400|}} 
  
-パワパックSXの配線から移植をする、以下のようになります。注意点としては、DCャック配線のはんだ付けす。黒色の線はGND赤色の線は+12Vのシクの個所にはんだ付けしてください。**間違える基板が損傷してしまいます**ので、ご注意ください+スペーサーとM3ネジで、トップパネルと基板を固定しています。
  
-{{::dshacx4_kit_2.jpg?400|}} 
  
-ワーパックSXに取り付けた様子です。付属M3ねじ、ペーサー、凸型スペーサを用いて、OLED左上側の基板が沈み込まないように調整してください。+==== トップネル止め ====
  
-{{::dshacx4_kit_3.jpg?400|}} 
  
 +基板とOLED、印刷済み用紙を取り付けたトップパネルを、ビスで固定します。
  
-基板付けたらレバーなを戻してます。+Φ2mm未満のピンバイスを用意し、ビスで固定する前に予備的に穴軽く掘ます。ビスが食い込む程度で良いので1mm弱ほ彫り込んでくださ。四隅に穴を開けます。トップパネルを載せた状態で行うと良いでしょう
  
-{{::dshacx4_kit_4.jpg?400|}}+付属のビスで本固定します。もし何度かビスを取り付けし直して、穴が使用できなくなってしまった場合には、少し大きめのビス(付属のビスは2.3mmのタイプです。2.5mm~2.7mm程度のもの)をご自分で用意すると、復旧できます。
  
 +==== コネクタの取り付けと下側ケースの装着 ====
  
-これで完成です。+DCジャックケーブルと、フィーダケーブルを上側ケースの下の位置に固定します。
  
-{{:dshacx4_kit_5.jpg?400|}}+{{::sx_connector.jpg?400|}}
 ===== 仕様 ===== ===== 仕様 =====
  
行 194: 行 215:
 ===== 頒布 ===== ===== 頒布 =====
  
-[[https://desktopstation.net/shop/products/detail/84|DesktopStation部品頒布]]で頒布を行っています。KATOパワーパックSXは別途購入ください。+[[https://desktopstation.net/shop/products/detail/84|DesktopStationオンラインストア]]で頒布を行っています。KATOパワーパックSXは別途購入ください。
  
 |<del>PCBセット</del>|<del>秋月電子で購入可能な部品を除く基板・部品のセット</del>| <del>3980円</del> | |<del>PCBセット</del>|<del>秋月電子で購入可能な部品を除く基板・部品のセット</del>| <del>3980円</del> |
 |キット |すべての部品のセット| 5980円 | |キット |すべての部品のセット| 5980円 |
dshacxr4.1.1637792904.txt.gz · 最終更新: 2021/11/25 07:28 by yaasan

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