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DSshield with FlashAir

SDカード型の無線LANであるFlash Airを使って、DCCやメルクリンの車両やポイントを制御できるDSシールドを、スマホやタブレットから、パソコンなしで単体で、どこでも動かすことができます。

兄弟機として、電源強化&コンパクト化したDesktop Station Airという製品もあります。本ページは、DSairのオープン版として紹介しています。

デジトラックスのLNWIや、RocoのZ21、ロクハンのe-トレインコントローラよりも圧倒的な低コスト(1万円弱)、シンプルさ、小型さで、皆様のDCCやメルクリンをスマホで気軽に動かしたい!という悩みを解決いたします。

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できること

  • PCは要りません。ブースターも要りません。ルーターも要りません。FlashAirの内蔵機能を活用し、無線LANステーション&ホームページのサーバーとして動作します。
  • スマホ・タブレットにアプリのインストール不要。ブラウザで動くWebアプリです。iPad, Android, Windows, Mac、ブラウザとWifiに繋がる物であれば何でも動きます。
  • 複数台のスマホ・タブレットから同時に同一線路上の車両やポイントを操作できます。
  • デジタル鉄道模型の世界共通規格であるDCCや、メルクリンデジタル(MM1,MM2)に対応した車両やポイントを無線で動かせます。
  • ブースター出力は1.5A、ピーク2.5Aです。HOの3車両程度までは問題なく動かせます。

用意する物

全部でだいたい、8000円~です。FlashAirが一番高い(3200~5000円)。それでも、競合のスマホ対応のDCCコマンドステーションよりは安いです。なお、FlashAirのW-04の輸入版は絶対に使用しないでください。ファームウェアアップデートに失敗した場合、保証が受けられません。アップデート失敗が高頻度で発生する環境が一部であります。

SDカードシールドへの改造

FlashAirは、無線LAN機能を使用しているため、かなりの電力を消費します。SDカードシールドの空きパッドC2に、大きめの電解コンデンサ(10V耐圧以上の220uFや470uF)を取り付けて、電源を安定化させましょう。C2に電解コンデンサを付けない場合、Wifi通信で突然リセットしたり止まったりする現象が多く報告されています。

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15V以上で使用したい方

Arduino UNOまたは完全互換機では、電源が弱く、FlashAirが正常に動作しません。筆者のブログ記事にあるように、UNO基板を改造して電力を増強する必要があります。

一部のArduino UNO互換機では、電源を強化している場合もあります。

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FlashAir対応アプリ

ArduinoUNOのスケッチと、FlashAirの中にコピーするWebアプリ(FlashAirアプリ)を、個人・クラブ・教育利用向けに無償で公開しています。jQuery, jQuery UI, HTML5 Canvasを駆使して、リッチなUIを実現しています。

※W-04をご利用の場合、ファームウェアが4.00.00ですとアップデートが必要です。なおアップデートでは、一部のSDカードスロットとハードの相性問題で文鎮化のリスクがあります。文鎮化した場合は、メーカーのサポート受けてください。このため、国内正規品の購入を強く推奨します。

DSairと共通です。DSairページのファームウェアをご利用ください。

FlashAirの設定

FlashAirのW-04をご購入された場合は、ファームウェアのバージョンに注意してください。一部の流通品は、初期バージョンの4.00.00であるため、正常に動作しません。アップデートツールが東芝からWebにて提供されていますので、先にアップデート作業を行ってください。

※ご注意! なお、富士通製ノートPCの内蔵SDカードスロットで、W-04のファームウェアアップデートに失敗する報告があります。富士通製PCをご使用の方はファームウェアアップデートにはご注意ください。なお、通常のファイルの読み書きにおいては問題は起きません。なお、もし失敗してカードが使えなくなった場合には、東芝メモリにサポートを依頼してください。なお、並行輸入版ではサポートを受けられないため、故障したら廃棄するしかありません。国内の正規販売店で購入して、アップデートを行ってください。

上記で頒布しているFlashAirアプリをダウンロードし、パソコンにFlashAirをSDカードスロットに差し込んだら、SD_WLANという隠しフォルダにアクセスし、以下のファイルを上書き保存する。アクセス方法は、ブログを参照してください。 たとえば、EドライブにFlashAirのドライブが出たら、パスを打ち込む画面にE:/SD_WLAN/と直打ちすると移動できる。隠しフォルダ・ファイルを表示するように設定変更すると一番いいかもしれません。

CONFIGという隠しテキストファイルがあるので、テキストエディタで開きます。SD_WLANフォルダ同様、普通には見えないので、隠しファイルを表示するように設定変更します。

以下のように行を追加して「APPAUTOTIME=3000000」を足す。この命令は、勝手に省電力モードにしない設定です。

[Vendor]

CIPATH=/DCIM/100__TSB/FA000001.JPG
APPMODE=4
APPNETWORKKEY=********
VERSION=F15DBW3BW4.00.00
CID=**************
PRODUCT=FlashAir
VENDOR=TOSHIBA
APPAUTOTIME=3000000
MASTERCODE=***********
LOCK=1

以上の作業で、設定は完了です。取り外して、SDカードシールドに差し込んでください。

FlashAirへの接続

FlashAirは、Wifiのアクセスポイントになります。WifiのSSID検索で、flashair_(英数字の羅列)と出るはずなので、それをクリックしてパスワードは初期設定は12345678です。

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初回はアクセスポイントの設定をする画面になるはずです。書かれた通り設定してください。初期設定でよければ、OKを押すだけで何もしなくてもよいです。

もう一回アクセスしなおして、URLをhttp://flashair/にすると、Desktop StationのWebアプリ画面が出てくるはずです。これでFlash Air側の準備は完了です。

Youtube動画

デモ動画です。

サポート

DSシールド with FlashAirのサポートは、デジタル鉄道模型フォーラム内のスレッドでのみ、受付いたします。 メール等で連絡を頂いても、対応いたしませんのでご注意ください。

DSシールドは、安価に設定しているため、サポート費が一切含まれません。ご了承ください。

有志のチャレンジ

チャレンジした方の報告をお待ちしております!

dsshieldflashair.txt · 最終更新: 2018/05/23 19:10 by yaasan

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