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DSturnout decoder

トータスやソレノイドなどの各種ポイントマシンを制御できる2チャンネル出力対応のDCCポイントデコーダです。ジオラマのプロにも愛用されている実績のあるデコーダです。プロが使うデコーダを、個人のジオラマでも使っていただけることになりました!

使用実績: 某所の鉄道ジオラマのポイントシステムにDSmainR5.1及び本デコーダが採用!150個のポイントを毎日朝から夜まで安定して制御中です。

特徴

使い勝手と、安定性を追求したレイアウト・ジオラマ向けのオープンな国産ポイントデコーダです。

  • DIPスイッチでアドレスを変更可能!2つの出力は、同一・連続・個別に自由に変更可能。
  • 木ネジ1本でレイアウトに固定可能!
  • ポイントマシンを2つ制御できる2チャンネル出力(2Amax)を装備
  • 2チャンネル出力は、PWM Duty(8bit刻み)や出力時間(100ms刻み)を自由に設定可能!なんとスローモーションマシンのスピード調整が可能!
  • リレー出力(200mAmax)x2も搭載!
  • LED出力(Ch1のみ)も搭載
  • 日本製コンデンサ使用、過電流・過熱の保護機能も搭載。ショートしても何もしてくれない、保護機能の無い海外のポイントデコーダと比較しないでください!!
  • 耐久性、安全性を第一に考慮した部品を使用。
  • 信頼性が重要な博物館で毎日安定稼働中。全く同じものを一般の方にも提供。
  • Arduinoベースなのでソフトを自分で改造可能。オリジナルのポイントデコーダが作れます。

惜しげもなく良い部品を使用し、問屋・小売業者を介さずに開発元からの直接販売によって、この価格を実現しています。

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某博物館での使用構成

某所では、以下のようなポイントシステム構成になっています。

非常に巨大なジオラマで、ポイント数も多くポイント切替を多用したシーンがあるため、低コストかつ超省配線の当DesktopStationのDCCシステムが採用されました。スローモーションマシン(Tortoise)の近くにデコーダを設置できることから、クロスポイントといった複数のポイントマシン群を1つのデコーダ出力で賄うことが出来ます。


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もし、これを従来のアナログシステムで組んだ場合、膨大な配線の設置とアナログ出力回路が必要になり、部品および設置コストは倍以上となります。また、他社品のDCCポイントデコーダで組んだ場合、アドレス設定作業の手間やねじ止め箇所が4か所と倍増し、施工工数を増大させます。

DesktopStationのDCCシステムを使用することで、個人から巨大な業務ジオラマも広い範囲で柔軟にカバーすることができます。

※本デコーダは個人の方向け販売のみとなっております。業者様向けへの販売は致しておりません。

競合品との比較

デジトラックス社のDS52に似ていますが、こちらのデコーダは多くのメリットを持っています。オープンソース・オープンハードで、業務用にも使用されている実績を持つ、国産品です。

機能 DesktopStation Digitraxx
アドレス設定 DIPスイッチで簡単,1-2044に割り当て可能(CVを使用)
チャンネル 2チャンネル出力,2リレー出力
対応マシン スローモーション,ソレノイドどちらも可能
出力調整 × PWMのDUTY調整が可能です
CV調整 × CVで細かく設定できます。
日本語マニュアル 日本語マニュアル提供中です!
施工性 × 木ネジ一本で簡単!
オープン × Arduinoベース!オープンソースです!
保護機能 × 過電流、過熱などの保護機能の有無が異なります

説明書・ユーザーマニュアル

取扱説明書は、以下からダウンロードいただけます。

購入方法

DSturnoutは製造ならびに販売を終了しております。

サポート

使用方法や不明点のご質問は、デジタル鉄道模型フォーラムをご利用ください。直接のメールでの質問はご遠慮ください。

ファームウェア

Arduino IDEと、書き込み冶具があればご自分でファームウェアを書き換えできます。本デコーダはArduino UNOベースです。

URL バージョン 更新日 備考
Firmware 0.15 0.15 Aug 7, 2017 新規追加

3線式の対応方法

DStunroutは2線式のポイントマシン向けですが、以下の回路(ショットキーバリアダイオードを2つ)を自分で作成することで、3線式のポイントマシンにも使用できます。ショットキーバリアダイオード(SBD)は、耐圧が20V以上のもの(30,40VもOK)で、電流1Aのものを推奨します。通常の汎用整流ダイオードでも動作しますが、汎用整流ダイオードは内部抵抗がショットキーバリアダイオードよりも大きいためポイントマシンの動きが悪くなるケースがあります。

動作確認済ポイント

PWMのDutや出力時間のパラメータに関するCVの設定を変更することで、様々なポイントマシンに対応できます。なお、線路電圧は12-15Vでの設定値となります。これ以外の電圧では、各自でCV値の調整をお願いいたします。

100回程度、数十秒間隔で動作テストをして異常の無い場合を動作確認済みとしています。各ポイントマシンの仕様が変更された場合には、その限りではありませんのでご注意ください。

対応ポイント CV設定(12V) CV設定(16V) 備考
トータスポイントマシン
(スローモーション型)
CV48=255
CV49=30
CV48=191
CV49=30
12-16Vで確認
ロクハン Zゲージ方渡りポイント CV48=200
CV49=1
CV48=150
CV49=1
12Vで確認
ロクハン Zゲージ両渡りポイント(R078) CV48=180
CV49=1
CV48=135
CV49=1
12Vで確認
KATO Nゲージポイント CV48=230
CV49=1
CV48=172
CV49=1
12Vで確認
KATO HOゲージ4番ポイント(電動) CV48=230
CV49=1
CV48=172
CV49=1
12Vで確認
KATO HOゲージポイント2-503、2-504 CV48=230
CV49=1
CV48=172
CV49=1
抵抗値が12Ωと極端に低いので取扱注意
Tomix Nゲージポイント,
PR140-30, PL140-30
CV48=230
CV49=1
CV48=172
CV49=1
ひろせ様, Yaasan動作確認済
Roco HOポイント 型番不明 CV48=230
CV49=1
CV48=172
CV49=1
電圧不明

順次、確認済みポイントマシンを増やしています。もし、動作するポイントマシンがありましたらご連絡下さい。
ソレノイド以外にも、ソレノイド・DCモータのスローモーションシステム等にご使用いただけます。

回路図

基板アートワーク

dsturnout.txt · 最終更新: 2022/12/21 21:17 by yaasan

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