expboard
                目次
ExpBoard for KATO HO(NEM652)
ExpBoard for KATO HOは、KATOのHO車両向けに、DCCコネクタ基板とウェイトを、1枚の基板に置換えることで、ヘッドライト・テールライト配線、室内灯(AUX)、スピーカーの信号線を容易に、かつ、車内のディテールを保ちつつ、実現可能になります。
コンセプト
- DCC対応が不完全(モータしか配線されていない)なKATO HO車両をヘッドライト・テールライトも含めてなるべく簡単にDCC化する
- 配線の引き回しを容易にし、ディテールを犠牲しないようにする
- DCC化作業時間の短縮、作業効率化
- 内部のKATO HO車両共通の金属ウェイトをそのまま置換える互換性を確保する
対応車両
KATOのHO車両は、多くがDCCコネクタを装備しています。本ボードが使用できるものをLONG(そのまま)またはSHORT(破線をカット)で記載しており、対応の可否をまとめております。
クモハ12, キハ110は簡単な半田付けと加工で配線が行えます。
| 車両 | URL | Board Type | ライト基板接続 | 
|---|---|---|---|
| 1-615 キハ110 | URL | LONG | OK | 
| 1-611 キハ80 | URL | LONG | - | 
| 1-422 クモハ40 | URL | LONG | 難あり | 
| 1-425 クモハ12 | URL | SHORT | OK | 
| 3-516 E5 | - | 未対応(台車モータ式) | - | 
| 1-601 キハ58 | URL | LONG | 難あり | 
LONG: そのまま使用できます。
SHORT: 基板を切断し、使用します。切断位置は、実物に合わせて調整ください。
ExpBoardの種類
- NEM652版
- Next18版(2019年5月現在 開発中)
コンセプト・仕様
金属ウェイト
KATOの車両の床下には、以下のようなウェイトが入っています。 このウェイトと、NEM652基板を統合したものとなります。ウェイト分、重さは減りますが、従来は配線スペース確保のために、ウェイトを抜くケースがありましたので、重さとしては最小限、保持が可能です。
基板
仕様
| 外径 | 195mm×16mm×1.6mm | 
|---|---|
| 電流 | 200mA(AUX,ヘッドライト・テールライト) 1.0A(レール・モータ) | 
| 電圧 | 12-16V | 
| 備考 | KATO製HO車両の金属ウェイト形状のコンパチ | 
配線
複数箇所にパッドが設置されており、モータとレールのパッドはKATOの標準の基板と位置・サイズで互換性を取っています。 ヘッドライト・テールライトは、両端・中間地点に配置して、配線しやすくしています。
| MOTOR+,MOTOR- | モータへの配線 | 
|---|---|
| RAIL | 線路からの配線 | 
| COM+ | コモン(+)。HEAD,TAIL,AUX用の電源端子。 | 
| HEAD | COM+端子と組み合わせて使用。ヘッドライト(オープンコレクタ) | 
| TAIL | COM+端子と組み合わせて使用。テールライト(オープンコレクタ) | 
| AUX | COM+端子と組み合わせて使用。室内灯など(デコーダの機能設定による) | 
| SPK1,SPK2 | スピーカー向け配線1) | 
NEM652(NMRA 8ピン)端子
適用例
頒布
1) 
空き配線として利用可。デコーダとは未接続のため、デコーダからのスピーカー線をSPK1とSPK2の空きパッドに接続ください。
expboard.txt · 最終更新: 2019/07/05 08:22 by yaasan
                
                





