====== Pure Analog Adapter ====== **Keywords** PWM,DC,Pulse,Filter,Analog,PowerPack,Coreless 現在主流のPWMパルス式アナログパワーパックの出力を、ピュアなDC(純DC)と呼ばれる高調波を除去した直流電圧に平滑化します。 絶版のために非常に高価な従来型アナログパワーパックを入手せずとも、本アダプタで気軽に、ピュアなアナログDCで模型を制御可能です。 [[https://desktopstation.net/bin/PureAnalogAdapter_leaflet_rev0.pdf|ピュアアナログアダプタ Leaflet(Japanese)]],\\ [[https://desktopstation.net/bin/PureAnalogAdapter_leaflet_rev0_eng.pdf|PureAnalogAdapter Leaflet(English)]] ===== 特長 ===== * PWMパワーパックの出力をピュアDC(純DC)に変換できるアダプタ * DSair2, [[https://desktopstation.net/wiki/doku.php/mint_can_controller2|ミント缶DCCコントローラIV(r02d)]]、[[http://nagoden.la.coocan.jp/dcc/dcc50/dcc_50.htm|MP3サウンドキューブ]]の専用オプション * アナログパワーパック向けに最適化したLCフィルタ(ノイズ除去フィルタ) * LEDを搭載し、点灯させることでFWD,REVの切り替えを可視化 * T社、R社などのPWMパワーパックで平滑化を確認((他社品との組み合わせ動作保証・サポートはいたしません))((KATOのパワーパックSXでは、本来の性能を発揮できないため非対応となります)) * PIKO 35030 アナログ自動運転ユニットでの誤動作低減を確認! [[DSair2|DSair2のPWMアナログパワーパックモード]]及びDCC電子工作連合機器に合わせて設計しているため、特性が異なるパワーパックではうまくパルスを除去できない場合もございます。このため、DSair2用として販売しております。自己責任であることを承知の上であれば、他社のPWMパワーパックで動かす事を制約するものではありません。 ===== 使用方法 ===== PWMパワーパックの出力と、本アダプタのIN端子を接続して下さい。\\ 線路側は、本アダプタのOUT端子を接続して下さい。 コネクタは、ネジ止め式のため、精密ドライバーの+をご用意の上、配線をカットして接続して下さい。 {{:pureanalog_wiring.png}} ===== 完成品 ===== {{http://buin2gou.sakura.ne.jp/sblo_files/powerele/image/PAA_3-thumbnail2.jpg}} 基板表:\\ {{http://buin2gou.sakura.ne.jp/sblo_files/powerele/image/PureAnalogWhite1-thumbnail2.jpg}} {{http://buin2gou.sakura.ne.jp/sblo_files/powerele/image/PureAnalogWhite2-thumbnail2.jpg}} ===== KIT品 ===== {{http://buin2gou.sakura.ne.jp/sblo_files/powerele/image/PureAnalog_KitPack-thumbnail2.jpg}} ===== 部品表 ===== ^部品番号 ^部品名 ^部品仕様 ^備考 ^秋月No ^ |L1 |コイル | 100uH, 0.8A | |P-04807 | |L2 |コイル | 100uH, 0.8A | |P-04807 | |R1 |抵抗 | 6.8kΩ | LED用 |R-25682 | |R2 |抵抗 | 100kΩまたは47kΩ | |R-25104 | |R3 |抵抗 | 100kΩまたは47kΩ | |R-25104 | |C1 |コンデンサ | 未使用 | | | |C2 |コンデンサ | 10uF,25V | |P-03095 | |CN |コネクタ | EUROコネクタ| |なし | |Acryl| ケース | 底板 | |P-12444 | ===== 頒布 ===== ピュアアナログアダプタの頒布は終了しました。 ===== サポート ===== [[https://desktopstation.net/bb/|デジタル鉄道模型フォーラム]]をご利用下さい。 部品の欠品、故障はDesktopStationにご連絡下さい。\\ ただし、DSair2以外でご利用の場合、基板のみ購入の場合にはサポートが一切受けられません。 T社、R社以外のパワーパックでの動作報告は歓迎いたします。 ===== その他情報 ===== * 常点灯は機能しなくなります。常点灯は、PWMパルスを利用してLEDを点灯させる仕組みのため。 * KATOのパワーパックSXでは完全な平滑化ができず、200Hz程度の電圧脈動が乗った状態で出力されます。この脈動は元々のパワーパックの出力に含まれており、本アダプタでは除去の難しい周波数領域のため、対応できません。 * 16kHz以上のPWM出力で効果が出る設計になっております。特にDSair2の出力する31kHzでは効果が最大になるように設計されています。 * オシロスコープを使った検証は、[[http://powerele.sblo.jp/article/185139009.html|DSair2での結果]],[[http://powerele.sblo.jp/article/185158425.html|R社検証]],[[http://powerele.sblo.jp/article/185156697.html|T社検証]]を参照ください。