s88_button_decoder
S88 Button Decoder
特徴
- S88在線検出をアドレスごとにボタンでON/OFFできるので、自動運転の開始合図、デバッグに最適
- S88-Nに対応
- LEDでON/OFFがわかりやすい
- S88信号の間隔は8bitサイズ専用
- ケース付きで取り扱いしやすい
部品表
部品番号 | 仕様 | 秋月No |
---|---|---|
C1 | 0.1u, N.C. | |
C2 | 0.1u | |
C3 | 1000uF or 470uF | P-08424 |
CN1 | 7810-8P8C | C-00159 |
CN2 | 7810-8P8C | C-00159 |
CN3,CN10-CN17 | nc | |
D1 | nc | |
D2 | YELLOW, 3mm | I-00564 |
D3,D5,D7,D9,D11,D13,D15,D17 | RED, 3mm | I-00562 |
D4,D6,D8,D10,D12,D14,D16,D18 | GREEN, 3mm | I-00563 |
IC1' | DIP 28pin socket | P-00013 |
IC1 | ATMEGA328P-PU | I-03142 |
R1 | 6.8k, N.C. | |
R2 | 1.2k | |
R3-R18, R21,R26 | 1k | |
R19, R22, R24, R27 | 2.2k | |
R20, R25 | 470 | |
R23, R28 | 6.8k | |
SW1-SW8 | SKHHLQA010 | P-07193 |
SW9,SW10 | N.C. | |
X1 | 16MHz, Ceralock | P-04549 |
Case | SZOMK AK-P-01 | - |
PCB | Original PCB | - |
回路図・部品実装例
ダウンロード
※書き込み手順は、スマイルデコーダに準じます。
組み立て手順
- 基板を前章の通りにはんだ付けする。
- ATMEGA328PにS88ボタンデコーダ用スケッチを書き込む。書き込みするスケッチは本ページからダウンロードください。書き込み手順は、スマイルデコーダと同様の手順で行います。特にブートローダの書き込み手順を飛ばすと動作しません。
- スケッチを書き込んだATMEGA328P(IC1)を基板に装着する。
- テスタで、5VとGNDの短絡チェックを行う。C3の両端をチェックすると簡単です。
- S88デコーダに対応した機器に接続して、LEDがすべて赤色になっているか確認する。赤色になっていない場合は、正常に動作していません。
使用方法
接続方法
OUTの端子を、コマンドステーション側に接続します。ケーブルは、必ず8極で信号線が全て接続されたストレートケーブルを使用してください。古いLANケーブルでは、4線しか接続されていない場合があります。使いまわしをする場合には、自己責任にて対応をお願いします。100円ショップでLANケーブルは売っていますので、使いまわさずに新しく購入することを強く推奨いたします。
表示について
S88に対応した機器に接続し、割り当てられたアドレスに応じてON/OFFが出力できます。
LEDの表示は、赤がOFF、緑がONです。
8bitのS88デコーダですので、2台のボタンデコーダを繋げることで、通常の16bitのS88デコーダとすることができます。
トラブルの対応方法
もし、S88デコーダを繋げても動かない場合には、以下の点を確認ください。
- INの先をコマンドステーションにつなげると、正常にデータを送れません。OUT側の端子をコマンドステーションのある方につなげてください。
- DSmainR5では、設定を変更しないとS88モードになりません。ConfigのRJ45をS8と設定してください。
- コマンドステーションのスケッチを標準のものではなく独自のものにしている場合、S88機能が動かない可能性があります。当方の提供したスケッチ以外をご利用の場合にはサポートは受けられません。
- ケーブルが非対応、または断線しているものを使いまわして動かなくなるトラブルが多発しています。LANケーブルは、100円ショップで売っていますので、S88デコーダの使い方に慣れていない方は、使いまわさずに必ず新品をご使用ください。
頒布
頒布は、Fujigaya2へ、移管しました。
s88_button_decoder.txt · 最終更新: 2018/07/26 20:46 by yaasan