traino_relaydec
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traino_relaydec [2019/09/27 07:50] – [製作方法] henohenomoheji | traino_relaydec [2021/11/28 16:02] – [TRAINO-A100 Relay Decoder (生産終了品)] henohenomoheji | ||
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- | ====== TRAINO-A100 Relay Decoder ====== | + | ====== TRAINO-A100 Relay Decoder |
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TRAINOが開発した、電動ポイント(電磁石式)用外付けDCCデコーダです。 | TRAINOが開発した、電動ポイント(電磁石式)用外付けDCCデコーダです。 | ||
一台あたり4個のポイントを動かすことができます。 | 一台あたり4個のポイントを動かすことができます。 | ||
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ポイント駆動電源はリレーで切り替えますが、電源はDCC側もしくは外部電源(ACアダプタ等)から選択できます。リレー切り替えですので、外部電源をACにすることもできます。 | ポイント駆動電源はリレーで切り替えますが、電源はDCC側もしくは外部電源(ACアダプタ等)から選択できます。リレー切り替えですので、外部電源をACにすることもできます。 | ||
- | ※写真は標準組み付け(ポイントはDCC電源で駆動、外付けコンデンサあり、その他オプション部品なし)の状態です。 | + | ※写真は標準組み付け(ポイントはDCC電源で駆動、外付けコンデンサあり、その他オプション部品なし)の状態です。部品購入、半田付けによる組み立てが必要です。 |
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^外形 |100mm×100mm×約20mm| 基板四隅にスタッド用の穴を準備しています。| | ^外形 |100mm×100mm×約20mm| 基板四隅にスタッド用の穴を準備しています。| | ||
^DCC入力電圧 |12V〜17V |使用電圧は搭載したリレーの電源電圧で決まります。| | ^DCC入力電圧 |12V〜17V |使用電圧は搭載したリレーの電源電圧で決まります。| | ||
- | ^DCC入力電流 |待機時100mA以下| | + | ^DCC入力電流 |待機時100mA以下| DCC電源でポイントを駆動した場合のピーク電流 1A以下| |
^リレー出力点数 |8点\\ | ^リレー出力点数 |8点\\ | ||
- | ^リレー出力電流 |最大1A | | | + | ^リレー出力電流 |最大1A(24V時) |
- | ^リレーON時間 |0,1S | | | + | ^リレーON時間 |0,1S |TOMIX, |
===== インターフェース ===== | ===== インターフェース ===== | ||
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^リレー出力 | ^リレー出力 | ||
^LED表示 | ^LED表示 | ||
- | ^ロータリースイッチ | アドレス設定に利用 |設定0-> | + | ^ロータリースイッチ | アドレス設定に利用 |設定0-> |
^ディップスイッチ | ^ディップスイッチ | ||
- | ===== 機能説明 ===== | + | |
+ | ====== 使い方 ====== | ||
+ | {{ : | ||
+ | * DCCコマンドステーション、レール、電動ポイントを準備してください。 | ||
+ | * DCCコマンドステーションのDCC出力とリレーデコーダのDCC入力端子をつないでください。ケーブルは各自準備願います。 | ||
+ | * DCCリレーデコーダに電動ポイントをつないでください。TOMIX電動ポイントはリレー脇のヘッダーピン(TP1~TP4)に差し込むだけでOKです。 | ||
+ | * リレーデコーダのもう一つのDCC端子とレールをつないでください。また、2台以上のリレーデコーダを利用する場合は最後のデコーダとレールを接続します。 | ||
+ | * リレーデコーダのアドレスを、ロータリースイッチで設定します。 | ||
+ | * DCCコマンドステーションの電源を入れて、ポイント操作機能を確認してください。もし、転換方向を逆にしたい場合は電動ポイントへの配線を逆に取り付けます。 | ||
+ | * 車両の動作を確認して、すべて終了です。 | ||
+ | * 使い終わりましたら、必ずレールの電源を切ってください。 | ||
+ | ===== 内部動作説明 ===== | ||
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* 本製品は、DCC電源で動作します。ロータリースイッチで設定されたDCCアクセサリアドレスを検出し、該当するリレーとLEDのオン、オフを行います。リレー出力の動作時間(ポイントコイルの通電時間)は0.1秒間です。 | * 本製品は、DCC電源で動作します。ロータリースイッチで設定されたDCCアクセサリアドレスを検出し、該当するリレーとLEDのオン、オフを行います。リレー出力の動作時間(ポイントコイルの通電時間)は0.1秒間です。 | ||
* 一度充電回路で外部コンデンサ充電して、ポイントコイルに大電流を流してDCC電源に負担をかけない仕組みです。リレー復帰後に、およそ1秒間の再充電時間がかかります。 | * 一度充電回路で外部コンデンサ充電して、ポイントコイルに大電流を流してDCC電源に負担をかけない仕組みです。リレー復帰後に、およそ1秒間の再充電時間がかかります。 | ||
※ 充電時抵抗22Ω、推奨外付けコンデンサ容量8200μF この場合にτ(RC時定数)は0.2秒となります。 | ※ 充電時抵抗22Ω、推奨外付けコンデンサ容量8200μF この場合にτ(RC時定数)は0.2秒となります。 | ||
- | * なお、ディップスイッチ(オプション)を取り付け、ONに設定た場合には、拡張機能を使える予定です。(現在開発中) | + | * なお、ディップスイッチ(オプション)を取り付け、ON側に設定することで、機能を拡張できます。(現在開発中) |
===== 製作方法 ===== | ===== 製作方法 ===== | ||
* 部品表は、[[https:// | * 部品表は、[[https:// | ||
* 緑色部分(星)は、機能ブロック図に示した充電回路と外付けコンデンサです。「ポイント駆動をDCC電源から取り出す場合」に組み付けてください。外部ACアダプタを利用するときは組み付けないでください。 | * 緑色部分(星)は、機能ブロック図に示した充電回路と外付けコンデンサです。「ポイント駆動をDCC電源から取り出す場合」に組み付けてください。外部ACアダプタを利用するときは組み付けないでください。 | ||
+ | * 外付けコンデンサは、電源の極性(内側+、外側ー)を間違えないように半田付けしてください。 | ||
* グレー部分(OP表示)は、通常利用しません。回路図を、[[https:// | * グレー部分(OP表示)は、通常利用しません。回路図を、[[https:// | ||
* コアパーツセットに添付したマイコンには、すでにプログラムが書き込まれています。arduino スケッチ(最新バージョン V02)は[[https:// | * コアパーツセットに添付したマイコンには、すでにプログラムが書き込まれています。arduino スケッチ(最新バージョン V02)は[[https:// | ||
- | * 製品の同梱ラベルには、プリント基板とプログラムのレビジョン、バージョンを記載しています。詳細質問がある場合はこちらをメモして、[[https:// | + | * 製品の同梱ラベルには、プリント基板とプログラムのレビジョン、バージョンを記載しています。詳細質問がある場合はこちらをメモして、[[https:// |
* マイコン設定情報 ATMEGA32P FUSE設定 (EXTENDED OxFD HIGH 0xDE LOW 0xFF) | * マイコン設定情報 ATMEGA32P FUSE設定 (EXTENDED OxFD HIGH 0xDE LOW 0xFF) | ||
===== 頒布方法、頒布場所 ===== | ===== 頒布方法、頒布場所 ===== | ||
- | * コアパーツセット(基板、マイコン、DCCコネクタ2個のセット)から頒布します。残りの部品は、秋月電子通商等でお買い求めください。[[https:// | + | * コアパーツセット(プリント基板、プログラム書き込み済みマイコン)での頒布になります。 |
+ | * [[https:// | ||
* 全ての部品を含んだキットの頒布も将来検討しますが、しばらく時間がかかります。 | * 全ての部品を含んだキットの頒布も将来検討しますが、しばらく時間がかかります。 | ||
===== 注意事項 ===== | ===== 注意事項 ===== | ||
* 本製品は、個人が趣味で設計・製作したものを、その目的を共有いただける方に費用の一部を負担いただきお分けするもの(頒布品)です。営利目的で設計・開発した商品と同様のサポートは保証致しかねます。 | * 本製品は、個人が趣味で設計・製作したものを、その目的を共有いただける方に費用の一部を負担いただきお分けするもの(頒布品)です。営利目的で設計・開発した商品と同様のサポートは保証致しかねます。 | ||
- | * 不良が発生した場合には無償で交換いたします。改善のために、不良内容について詳細を確認させていただく場合がございますのでご協力をお願いします。 | + | * 初期不良の場合には無償で交換いたします。今後の改良のために、詳細を確認させていただく場合がございますのでご協力をお願いします。 |
* 組み立ての有無にかかわらず、小さいお子さんの手の届かないところに保管ください。 | * 組み立ての有無にかかわらず、小さいお子さんの手の届かないところに保管ください。 | ||
* この商品は、一部静電気に敏感な半導体部品を利用しています。静電気を与えないよう注意してください。 | * この商品は、一部静電気に敏感な半導体部品を利用しています。静電気を与えないよう注意してください。 | ||
traino_relaydec.txt · 最終更新: 2021/11/28 16:02 by henohenomoheji