デスクトップステーション エデュケーションプラットフォームは、デジタル鉄道模型を使ったビジュアルプログラミング教育ソリューションです。ブロックを組み合わせていくだけで、鉄道模型を自在に動かすことができます。オープンソース・オープンハードとなっており、学習や指導のために、機能の拡張や一部の変更も許容されています。
DSair2を使用して、デジタル鉄道模型の自動運転、信号システムの理解を通じて、社会インフラがどのような論理的な仕組みで動作しているかを学ぶことができます。実際の鉄道をプログラミングで再現することができますので、よりプログラミングへの理解も深まります。
Education PlatformはDSair2 Webアプリに含まれており、ChromeやFirefox, Safariといったインターネットブラウザの中で動作します。スマートフォンやタブレットのブラウザ上で、インストール不要でご利用になれます。ソフトの料金は無料です。DSair2のハードをお買い求めた方は、自由に使用できます。
学校や学習塾の教材として、ぜひともご活用ください。
紹介資料:
Education Platformの紹介資料 (PDF,1.7MB)
自動運転マニュアル rev.2b (2019/9/21)
まずはトライしましょう!
Education Platformお試し画面 (読み込ませるブロック例はこちら(XMLファイル))
以上の機能を組み合わせることで・・・
広場 | ブロックを置いてプログラミングしていく場所 |
---|---|
引き出し | ブロックがしまってある場所 |
じょうたい | 線路やセンサの状態を示すエリア |
メニュー | ブロックなどを保存したりする機能のエリア |
もどる | DSair2のメインアプリに戻ります |
EducationPlatformでは、車両アドレス、ポイントアドレスのデフォルトはDCCにしています。DSair2ではメルクリンモトローラ(MM2)にも対応しておりますが、簡単化のためデフォルトはDCCモードにしております。MM2車両を使用したい場合は、MM2モードのブロック(きほん の引き出しにあります)を最初に宣言して下さい。
また車両アドレスは、1~127がショートアドレス、128~9999がロングアドレスの固定仕様となっております。 ヨーロッパのコマンドステーションで設定された車両で動かす場合は、100~127がロングアドレス扱いとなり、動作しない場合があります。つきましては手動で、ショートアドレス(CV1とCV29の設定変更)に変更してください。
DSair2を線路に繋いだり、ACアダプタを差し込みます。
EducationPlatformは、DSair2のWebアプリから開くことができます。また、ブラウザから“http://flashair/SD_WLAN/block/index.html“のURLを打ち込んで直接表示することもできます。2)
作ったブロック図は、XMLファイルとしてダウンロードして保管するか、ブラウザのメモリに保存できます。 保存したXMLファイルは、読み出してまた表示できます。ブラウザのメモリに保存されたデータも読み出しできます。
Etcの「待つ」というブロックを使うと、指定した秒数、動きを止めることができます。 車両を走り始めさせた場合、待つブロックを置かないと、次の動作が始まってしまい、うまく制御できなくなる場合があります。
最初は、安全のため線路に電流を流しません。 「でんげんそうさ」ブロックを使って、線路に電源を流す操作をしてください。
在線検出センサを使う場合、必ず最初に「在線センサかいし」のブロックを置きます。 このブロックを置くことで、センサが動くようになります。通常は動かないようになっています。
「在線センサ」のブロックを使う事で、センサが反応している(=列車が線路上にいる)と判断して、様々な動きが実現できます。在線センサは、16個まで使用できます。
センサーの判定の仕方は、列車がいるときは1、いないときは0としています。
たとえば、「もし」ブロックに使う場合、「センサ1に列車がいる」ときは
となります。「センサ1に列車がいない」ときは
となります。
より高度なプログラミング例を以下に示します。
Eduction PlatformはHTML5とJavaScriptで実装されており、オープンソースです。以下のOSSを使用しております。