近鉄22600系の走行音データを、HK1000様から提供頂いたので、作成していく過程をブログ記事にまとめていこうと思います。
まず、頂いた走行音から、使えそうな部分を抜き出しました。以下にMP3ファイルを置きます。
kin22600_acc_before.mp3
これを、SpectraLayersProで編集し、雑音を除去しつつVVVF音の部分を強調するように調整しました。
kin22600_acc_after.mp3
波形は以下のような感じで変化します。雑音を除去したので、走行音自体を増幅できるようになり、音量もアップさせています。
この走行音から、DCCサウンドの作り方 その4で挙げた方法で、切り出しを行っていきます。
切り出してみたのが以下です。
加速:
減速:
切り出したファイル:
kintetsu22600_vvvf.zip
これで、走行音の準備は完了しました。
次は、LokProgrammerに当て込む作業です。既にご説明したとおりですが、今回は少しブロック構成を追加しました。何を変えたかというと、サウンドの分割数は6程度でしたが、8段に増やして、低速域を充実化させました。
また、加速時間が1分20秒程度なので、Driving Characteristicsで、欧州向けmicroが加速時間制限があるため、Adjustmentで加速時間を伸ばすように調整をしました。
と言うことで、実際にデコーダに書き込んで、走行音の具合を確認していきましょう。