現在、ユーザーが自由にサウンドデータを書込む事が可能な、SmileSoundデコーダ開発を進めています。安定性向上・品質向上のために、より多くの人にデバッグをお願いしたく、超上級者向けにMTC21版の有償頒布を今月開始するべく準備をしています。
オープンサウンドデータと同じく、まずは旧国(吊り掛け)でスタートします。その後、データやファームウェアの熟成を見て、キハ110サウンド、E233中央線、などという形で追加を行ってまいります。
現時点で、開発開始からまだ半年しか経っていない、非常に初期の段階であり、サウンドデータも、ファームウェアも不具合が大量に含まれているため、頻繁なソフトウェアアップデートが行われます。このソフトウェアアップデートはユーザー自身が行う必要があります。デコーダは現在、線路経由で書き込みできず、毎回、車両からデコーダを外す必要があります。
このため、バグ取りを手伝いたいという奇特なDCC超上級者を対象としたものとなります。初心者の方は、来年頃の一般販売までお待ちください。現時点で提供可能な資料も非常に限られており、DCCに精通している方でないと取り扱いが難しい状況です。初心者の方でも、使えるものを目指しておりますが、現段階は、まずはパワーユーザーに試していただいて少しずつ、問題点を明らかにして、修正し、熟成していくフェーズとなっています。
今回のデバッグに協力していただける超上級者向け購入者は、一般販売時には一定期間、協力者向け割引を受けることができます。有償頒布の形ですが、最終的には、支払金額がプラスマイナスゼロとなるように調整させて頂きます。
故障時は、原則無償交換とします。ただし、故障した際の状況などの分析をレポートとしてまとめることをご協力願います。故障を減らすための運用や改善案を作っていくために、情報を集めていきます。