SmileSoundで、蒸気機関車サウンドデータについて公開ができておりませんが、サウンドフローで実装を行うと、どうしても高速走行域で、音の出方にジッターが入ってしまい、乱れたように聞こえる問題があります。試験的に実装して、うまく動かないのが見えてきたので、いったん開発をペンディングしています。
解決策としては、0.1秒刻みの粗さでしか制御できないサウンドフローで蒸気機関車サウンドを記述するのではなく、msレベルで制御が可能なファームウェア自体で、音の出方を制御するプログラムを実装する必要があります。
なお、この解決策については、妥当な方法と考えています。というのも、他社のサウンドデコーダを見ても、蒸気機関車サウンドについては同様に専用の機能を実装して対応をしていることがベンチマークから分かっているためです。
ファームウェアのアップデートで対策できますので、今後、蒸気機関車サウンド向け機能追加で、対処していく所存です。
コメント
蒸気機関車が中心の当鉄道では,これまで,オープンサウンドのお陰でサウンド化を進めることができました。今後,SmileSoundが蒸気機関車に対応して下さることに大いに期待しています。
蒸気機関車の排気音は、低速時と高速走行時では全く別の音です。
これが表現できたら素晴らしいと思います。
特に、走り出しの、動輪の回転に同期した排気音は、かなめです。
動輪のコンタクト接点は工作が難しいので、
BEMFを使ったモーターの回転に同期できないものか、と思います。