以前は出張報告としてよく、ブログに出張内容を報告させていただいておりましたが、株式会社化してほとんど投稿しておりませんでした。しかし、ユーザー様から、ゆるい感じの出張報告を楽しみにしていたとのご要望もあったため、以前のような形で記事を掲載したいと思います。
さて、10月末に、今年で引退となる日本一標高の高い鉄道、なおかつ日本最後である立山黒部貫光のトロリーバス取材のために、アルペンルートを旅してまいりました。SmileSoundを販売しておりますので、当然ながらサウンド収録も兼ねております。
スケジュールの都合から、大町(長野)出発で富山に抜けるルートを選択しております。また、弊社の出張ポリシーとして、可能な限り鉄道で行く方針ですので、特急で大町まで参りました。
まずは扇沢駅です。昔はトロリーバス(=鉄道)でしたので駅でしたが、今はただのバッテリー式の電気バスですので、駅と呼ぶのは少し違和感があるところでございます。扇沢バス停でしょうか。
予約した乗車時刻まで少し時間がありましたので、すぐそばのトロバス記念館を訪問しました。
当時のトロリーバスが、奇跡的に1台だけ残っていたとのことで、それを修復したものが展示されてます。2X年前には、これに乗りましたね・・・。
発車時刻近くなったので、扇沢バス停に戻って、電気バスに乗ります。まあ普通のバッテリー式の電気バスですが、屋根に急速充電用のパンタグラフがあるのが面白い構造でした。こんなので接触抵抗は大丈夫なのかなとか勝手に思った次第です。また、充電中はバッテリーを冷やすファンが全開で回っているのでうるさかったです。バッテリーは充放電で発熱するので、バッテリー周りの装置も大きくなりがちなのがナンセンスなところであります。
黒部ダムは、今回のメインではないので通過しようと思いましたが、時間もありましたので、とりあえず来たので見学しました。紅葉が遅かったせいか、きれいに色づいてますね。
ここからは、ケーブルカーにのり、ロープウェイに乗り、大観峰にようやく到着。今回のメインである、トロリーバス!来年には、このサインボードも変更され、ただのバスになっていることでしょう。
お目当てのトロリーバスです!2X年ぶりにのりますが、すばらしかったです。これで最後というのは寂しいです。GTOサウンドをしっかりと堪能しました。収録もバッチリできております。
ということで、出張のメインは完了でしたが、これで終わりでは出張費がもったいないですので、富山市内に一泊し、夜・朝と、富山地鉄・市内電車の路面電車サウンドをひたすら収録いたしました。都内ではすでに存在しない、吊り掛け車両もかなり走っており、吊り掛け路面電車を楽しめるのがとてもよいです。
次の日は、えちごトキめき鉄道の観光急行でMT54サウンドを収録。
そして、そのまま帰るではもったいないので、ほくほく線に乗り、HK100の三菱IGBTサウンド、ドア開閉等を収録。
そして帰路につきました。なかなかハードな2日間でしたが、収録作業もでき、今後の弊社製品の開発に繋がるデータを蓄積できました。