KATO EC-1をバラしてみた

KATOから発売された、ワンハンドルマスコンのEC-1が届きましたので、早速、内部の構成を確認するべく分解しました。

箱は以下のような感じです。

そして早速あけました。ちょっと手こずりました。中央のレバーがすこしイレギュラーで、横のプラ部品をマイナスドライバーなどで引っ張り出さないと取れません。ネジ2個を取っただけでは抜けないのでご注意を。

基板の拡大。MCUはRP2040で、フラッシュは2MBです。モータドライバは使わずに、FETで構成しているようです。RP2040のUSB配線は後ろのUSBコネクタに直結されており、タクトスイッチもフラッシュのSlaveSelectに繋がっているので、リセット&ファームウェア書き込みができるはずですが、なんかうまくいかず。ちょっとどこかで細工されているかもしれませんね。

裏面には、大きなコイル。パルスをなだらかにするためでしょうか。

Windowsで見ると、ジョイスティックとして認識していました。ということは、まさかジョイスティックになるのか・・・と思って、テスターにかけると、ジョイスティックとしてちゃんと操作できます。PC用のゲームにも使用できるとは思いますが、注意点として、USBのみでは動かないので、ACアダプタから電源供給しないといけないです。

サウンドボックスへのUART通信や、電源供給機能もありますので、うまくハックすれば、DCC用のコントローラにすることもできるかと思います。USBジョイスティック機能もあるのは意外でした。鉄道模型以外でも、いろいろと活用できそうなマスコンとなりそうです。

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