Dectim M21 “生贄”デコーダ

デスクトップステーション株式会社は、新型DCCデコーダとして、Dectimシリーズの第一弾製品DectimM21をリリースします。

Dectimシリーズは、製品寿命1ヶ月・数十回の搭載時動作確認利用で使い捨てすることをコンセプトとしたDCCデコーダです。SmileSoundデコーダを搭載する際に、この生贄デコーダを使用して動作確認をして、貴重なデコーダの故障を抑制することを主な想定利用ケースとしています。

特徴は以下のとおりです。

  • MTC21規格に準拠
  • テールライト・ヘッドライト点灯回路を具備
  • モータ制御機能を具備
  • HO用途を想定(DC12-16V)

1年を超える長期利用を想定した設計・仕様としていません。故障してしまうことを目的としたデコーダですので、技術相談や故障サポートのサービスは一切提供しません。代わりに、異次元の安さを提供します。サポートが必要な方は、Dectimシリーズの購入をご遠慮ください。

量産に向けた試作機の動作確認を完了しましたので、プロトタイプではございますが数量限定でデスクトップステーションオンラインストアにて販売します。基本的にサポートを提供しない代わりに低コストに提供しますので、鉄道模型店ではDectimシリーズはお買い求めいただけません。デスクトップステーションオンラインストアの直販をご利用ください。

以下は、Aclass EF64-0 HO電気機関車への搭載例です。MTC21コネクタが標準搭載のため、容易にDectimM21を装着できます。

ヘッドライト・テールライトもF0を押すことで点灯します。

開発・技術協力: Nucky社

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