2017年のDSturnout以来、非常に久しくポイントデコーダを開発しておりませんでしたが、8年振りにDSturnout2を開発しております。

DSturnout2では、従来のポイントデコーダで弊社が不満に感じていた部分を解決するべく、以下のポイントを抑えて開発しています。
- アドレス設定が簡単であること。CVとか面倒なことはしたくない
- デコーダだけで試運転(ポイントの手動操作)が行えること。試しに動かすのにコマンドステーションで操作なんてしてられない
- 少なすぎず(2個は少ない・・・)、多すぎず(10個もいらない・・・)、よく使うポイント数を1台でカバーできる
DSturnout2は、以下の特徴をもたせることにしました。
- 1.3インチ OLEDとボタンを搭載。CV設定レスを実現するため。部材共通化のためDSairLiteと同じプラットフォームと共通部品を選定。
- 表示しているアドレスが、設定されたアドレス。表示アドレスを変えたら設定変更と同じ。表示画面を切り替えたら、アドレスも変わる。電源を切っても、表示したアドレスは覚えている。
- デコーダ画面で手動操作ができる
- ちょうどいい6チャンネルをサポート

以下は、Xに投稿した操作イメージです。プロトタイプ版は回路に一部ミスが有り、ディスプレイ信号線が不安定で化けやすくなっています。
OLEDとボタンがありますので、機能はいくらでも増強できると思いますが、まずはEASYMODEとして簡単な機能のみを搭載したものをリリースするべく準備を進めます。