DSairLiteBoyプロトタイプ4号機の頒布を開始しました。超上級者の方々に発送を既に行っており、順次お手元に到着されるかと思います。ここでは、DSairLiteの組み立てと若干異なる点を解説させていただきます。
まず、あらかじめ、アクリルパネル・パネル用紙・OLEDディスプレイは組み立てておいてください。下の写真は電線もはんだ付けしていますが、この時点では電線をはんだ付けしなくても問題ありません。パネル用紙は剥がれやすいので、セロテープなどでアクリルパネルと接着することも有効です。目立たないように、うまく貼り付けるのは面倒ですが、のちのち、見た目に影響するのでがんばりましょう。

端子ボックス、DCジャック、ボリュームをはんだ付けします。大きな部品は基本的にこれだけです。

基板にコネクタをはんだ付けしたら、先程組み立てた上面のディスプレイパネルと基板をスペーサとネジで固定します。

裏面は以下のようになっていて、あとはディスプレイと基板の間を電線で繋げればはんだ付け作業は完了です。後ろ側にシルク印刷がないので、写真に信号名を図示しました。ご参考ください。電線で、ディスプレイの4つの端子と、基板側の4つの端子を電線ではんだ付けしてください。

電線をつなげた様子。

ACアダプタをつなげて動作チェック。画面が正常に表示されれば成功です。ファームウェアはあらかじめ書き込んで出荷してます。アップデートを頻繁に行っていますので、お好みでアップデートを行ってください。

ケースを取り付けて、作業完了です。

DSairLiteBoyは、ただ単に画面が大きいだけのDSairLiteです。機能は何も変わりません。見た通り、基板も共通です。
試作品の頒布は、主に量産性の確認や、需要の確認を行っています。弊社としては、試しに作っているという状況であり、今後の量産化については慎重に判断をする予定です。