DSairLiteのファームウェアを20251013に更新しました。更新内容は以下のとおりです。
- 一部のデコーダでCV読み出しに失敗する問題に対処
- モデルタイム機能を追加
今回、モデルタイム機能を追加しております。モデルタイムとはなんぞや?と言いますと、任意の時刻をコマンドステーションに設定して、表示できるだけの機能です。
何に使うかと言うと、ダイヤ運転です。時計を持ってきて時間を調整するのは結構面倒かと思います。本来、時計は、いつでもサクッと変えるようにはできていないためです。ちょっとした調整は簡単ですが、完全に違う時刻にすることは、意外と手間かと思います。
そこで、DSairLiteに、モデルタイムと呼ばれる、任意の時刻を表示する機能を追加しています。
まず、起動したらファンクションキーを4回押します。F36の次のファンクション状態に遷移させます。

すると、今回新たに追加されたモデルタイム画面が表示されます。モデルタイムを設定しない場合は、もう一回、ファンクションキーを押してください。元の画面に戻ります。

モデルタイム画面では、0-9の数字キーは、時間の設定に使用できます。ENTERキーを押すと、モデルタイムを実際に開始します。もう一回、ENTERを押すと時間を止めます。
モデルタイムが動き出すと、RUN>>という表示に切り替わり、時計が動き出します。なお、開始すると言っても、時間を1秒ごとに刻むだけです。DCCやその他の機能は特に何も変わりません。

ファンクションキーを押すと、もとに戻ります。モデルタイムを開始していると、メーター上に時刻が表示されます。

このようにして、任意の時間を表示することで、仮想ダイヤ運転などを楽しむことができます。
モデルタイムを使って、鉄道模型をもっと楽しんでください!