KATO N 西武40000系先頭車をMT40 K4595FデコーダでDCC化する

KATO N 西武40000系先頭車をDCC化するためには、通常はKATOのFL12やFL12Nを使用するかと思います。ただし、機能がシンプルであることや、入れ方を間違えるとファイヤーするという問題があります。そこで、あえて、多機能な先頭車用ファンクションデコーダである、MT40 K4595Fデコーダを使ってDCC化することにしました。デスクトップステーションオンラインストアや、BOOTHで購入できます。MT40のK4595F製品ページはこちらです。

とりあえず分解します。

床下パーツもバラします。まあそんなに難しいことはありません。細かい部品も多いので部品はなくさないようにしましょうね。

MT40のK4595Fデコーダです。ちょっと基板形状が、もともとのライト基板と違いますが、ぴったり入ります。構造を完全に把握しているのですね・・・凄いDCCメーカーだ。

K4595Fは、LEDなしのデコーダシリーズです。なので、LEDは自分ではんだ付けしないといけません。しかし、もともとのライト基板からLEDを剥がしてつけるというのは、結構たいへんです。私はやりたくありません。ちょうど、LEDはKATO HO EF81のライト基板のものと同じようなので、流用しました。入手性はそんなに良いわけではないLEDなので、デスクトップステーションオンラインストアでも、LEDだけ別売にしましたので、必要な方はK4595Fデコーダと一緒に購入ください。

なるべく細いハンダゴテを用意し、ピンセットも先がしっかりとつかめるものを使いましょう。LEDは、ちゃんと真ん中かつ基板からはみ出ない位置にはんだ付けしないといけません。LEDの遮光用カバーに干渉してしまったりします。私もやらかしてLEDを割ってしまいました。

例として良くなく、上側ちょっと曲がって、基板から若干はみ出しており、実はNGです。遮光用カバーにあたります。きれいに真ん中に置くように慎重にはんだ付けしたほうが良いです。この後やり直しました。

LEDのハンダ付けが終わったら、必ずコマンドステーションを使ってテストしましょう。ワニ口クリップでパッドを挟んでテストするとよいです。

問題なければ、車両に戻していきます。戻し方はコツがあります。詳細はMT40の製品wikiに書いてあるので読んでください。バネの導通部品は一番最後、というのがポイントです。

全部はめ込んだら最後のテスト。きちんとヘッドライト・テールライトがつきます。ヘッドライト・テールライトのどちらでも、ちゃんと方向幕もつくんですね・・・。

電車なので、進行方向が逆だと、ライトの付き方を片方だけ逆にしないといけません。CV29で変更できるので、また別の機会にやることにしました。

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