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ExpBoard YP

ブラス鉄道模型メーカーのエンドウ、およびカツミ向けに使用できるMTC21対応の汎用のサウンドデコーダ向けのDCCコネクタ引き出し基板です。室内灯と一体型になっています。LokSound5 MTC21で使用することを前提に設計していますが、その他のメーカーでも動作は可能と推察されます。

関連するシリーズ製品は以下の通りです。

特徴

  • 188mm x 20mm幅(SHORT版は175mm)で、エンドウおよびカツミのブラス車両への対応を想定
    (すべての車両に搭載することを保証するものではありません)
  • MTC21 DCCコネクタに対応
  • エンドウの室内灯基板サイズと互換、DCCコネクタを一体型
  • 両極性基板の機能を統合。電子部品を取り付けると、HEADとTAILは両極性専用になります。
  • 床板側に接続する端子は、1.27mmのピンヘッダパターンを用意。コネクタ化も容易。
  • スピーカー端子を2か所に用意
  • AUX2を側面幕・車側灯の箇所に用意。リアル感を高められます。
  • 室内灯はAUX1に割り当て済。
  • AUX1,2,3,4のパッドを先頭車側に用意。

エンドウの車両の例。この室内灯を交換できます。

基板

基板サイズは188x20mmです。


拡大

部品を半田付けすると以下のようになります。

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エンドウ純正の室内灯との比較。

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部品表

キットには、IC1とIC2が付属します。その他の部品は、秋月電子でご購入頂けます。
D1とD2は直列になっており、逆にしても回路の動作に支障はありません。また、コンパチ品は多数のため、お手持ちの部品を使っても差し支えありません。

シルク 仕様 Package マーク 入手先 注文番号
なし(LED) LED 1608 1) 秋月電子 1608 白LED
なし(1608) 抵抗 2.2k~4.7k 1608 無極性秋月電子 リール抵抗各種
IC1 Rohm FMA1A
PNP Dual Digital Tr
SOT-25 A1 MOUSER 755-FMA1AT148
IC2 Rohm FMG3A
NPN Dual Digital Tr
SOT-25 G3 MOUSER 755-FMG3AT148
D1 NSI45020AT1G
CRD 20mA
SOD-123 AD MOUSER/秋月電子 863-NSI45020AT1G,
I-06133
D2 RB160M-30TR
SBD(1A/30V)
SOD-123 73 秋月電子 I-01398
MTC21(無印向け) 1.27mm 26ピン DIP - 秋月電子 C-13802
MTC21(SHORT向け) 1.27mm 40ピン SMD- 秋月電子 C-10704

LEDについては、お好みをお選び下さい。当方では、ロームのSMLE13WBC8W1を愛用しています。

端子の説明

端子名 機能 備考
MTR+/MTR- モータへの出力配線
HEAD ヘッドライト出力 両極性部品2)を付けると両極性出力
TAIL テールライト出力 両極性部品を付けると両極性出力
AUX1 室内灯共通AUX出力。POWER出力。
AUX2 AUX出力2 使い方はデコーダ次第。POWER出力。
AUX3 AUX出力3 変換回路搭載のためPOWER出力となります。
AUX4 AUX出力4 変換回路搭載のためPOWER出力となります。
TRK+/TRK- 線路からの配線
COM+ 直流コモン AUX、HEAD,TAIL用
GND 直流コモンに対するGND トマランコンデンサ向け

HEAD,TAIL,AUX1,AUX2,AUX3,AUX4は、抵抗を直列に置いたLEDを接続してください。電球は想定しておりませんので、自己責任にてご利用ください。

AUXの使い方

DCCでライトの配線を行う場合には、両極性モードと、オープンコレクタモードの2種類があります。両極性モードはアナログで一般的に使われるのでなじみがあると思います。

一方でオープンコレクタモードは、電気屋さんはご存じとは思いますが、模型ではあまり聞きなれないかと思います。ようは、「ONすると内部のスイッチもONして電流が流れるようになる」モードと思ってください。

両極性モードのHEAD,TAIL

両極性モードのHEAD,TAILにつながるLEDは、以下のようにLEDを逆並列に配線して繋げることになります。これは、通常のアナログのライトユニットと全く同じ配線構成です。ライトユニットは、テールライトのLEDと、ヘッドライトのLEDが、ちょうど逆同士でつながっている形(逆並列と呼びます)になります。

AUX,HEAD,TAIL

COM+という配線はプラス側の電圧がかかります。AUX1,2やHEAD,TAILは、ファンクションなどでONされると、マイナス側に内部のスイッチが繋げてくれます(電気屋界隈では、この動きを、オープンコレクタとかオープンドレイン、引き込む(sink)と言います。台所のシンクに排水が流れるのと同じです。)。OFFのときは、内部のスイッチがOFFなので、マイナス側につながらないので、電流が流れず、ライトがつきません。

下の図ではAUXと書いてありますが、両極性モードでないHEAD,TAILの場合は、AUXと同じように配線できます。通常のDCCデコーダやDCC対応車両は、この配線のようになっています。

抵抗の位置は、LEDの前後のどちらでも問題ありませんが、LEDの極性はCOM+側になる方がLEDの線が長い方(A,アノード)となるように選びます。

作成作業

MTC21を差し込みピンヘッダ裏は、絶縁テープなどで保護すると車体との接触によるショートのトラブルを抑制できます。

両極性ヘッドライト・テールライト機能を使う場合は、D1,D2,IC1の部品の位置や方向は以下の写真を参考にして下さい。D1とD2は逆でも動作します。

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AUX3,AUX4を使うときに使用するIC2は以下の写真を参考にして下さい。

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施工例

エンドウ製品だけでなく、KATO クモハ40(HO プラ)も、ExpBoardYPを装着できる空間が例外的にあるため、搭載可能と思われます。

頒布

頒布中。DesktopStation部品頒布をご利用下さい。

  • 価格 500円/枚

基板のみです。部品は付属しません。別途頒布していますので、ご購入下さい。

FAQ

両極性機能って何?

アナログ車両のヘッドライト・テールライトの制御は、電圧の方向を逆にして変えるのが一般的です。電圧の方向が2つあるので、これを両極性と呼びます。

一方、DCCでは両極性ではなく、ライトを個別に細かく制御できるようにオープンコレクタ出力(共通の電源端子COM+と、各機能端子の間にLED等を配線する)と呼ばれる配線を行う必要があります。

両極性機能は、一般的なアナログのヘッドライト・テールライトユニットをそのままDCCで使えるようにするための機能です。

TAILとHEADをそのまま、アナログのヘッドライト・テールライトユニットにおつなぎ頂くだけとなります。

両極性機能を使いたくない場合は?

D1,D2,IC1の部品は半田付けしないで下さい。これらの部品を半田付けすると、HEADとTAILは両極性モード専用として使用することになります。

※IC2は両極性機能に関係ありません。

MTC21のピンヘッダはカットしないと入らないのでは?

その通りです。11×2のサイズにカットしてお使いください。

IC2を半田付けしないとどうなる?

AUX3,AUX4が使用できません。それ以外の問題はありません。AUX3,AUX4を使いたい場合は、必ずIC2をはんだ付けしましょう。

※D1,D2,IC1は、AUX3,AUX4の機能に関係はありません。

LEDの抵抗はどう決めれば良い?

2.2~4.7kΩで、明るさに応じて選定下さい。もっと抵抗値を低くしても良いですが、デコーダの出力電流容量以内となるように設計して下さい。“LED 抵抗値 計算”で検索すると、計算の仕方が紹介されています。

基板の裏側の接触は大丈夫?

ExpBoard YPの裏側(LEDが無い側、屋根側)には、電気的な接点となる端子が複数配置されてます。ブラス車両では、接触するとショートの危険があります。

ボード側にテープを貼って絶縁対策を行うか、車両の屋根側にテープや絶縁処理の塗装などを行って、対策を実施して下さい。

1)
*緑側がK
2)
*IC1,D1,D2
expboardendo.txt · 最終更新: 2020/11/08 09:30 by yaasan