Nuckyさんのs88-N Train Detectorは、自動運転には欠かせないセンサの一つです。NuckyさんのオフィシャルWeb頒布で購入できます。DesktopStationのシステムでDCC自動運転する人は、1台は持っていればかなり重宝します。
線路にギャップ(絶縁)を切って、動力車の電流の有無で線路上に車両が存在するかどうかを判定する機能となっていますので、線路をどのようにギャップ(絶縁)を区切っていくかが重要です。
線路のギャップを区切るのはとても面倒だなあと思っていませんか。幸いなことに、カトーのUNITRACK(NもHOも両方)は、ギャップを区切るのに必要な部品を全て販売しており、かなり容易に準備ができます。
まずは絶縁ジョイナー(品番24-816)。ジョイナーをこれに変えるだけで、ギャップを区切ることができます。なお、ジョイナーを付けたり外したりすると痛むので、普通のジョイナー(品番24-815)も買っておきましょう。
次は、ジョイナーにフィーダ線を付けた、ターミナルユニジョイナー。これは、s88-N Train Detectorに配線を引き出すのに非常に便利!
ターミナルユニジョイナーも絶縁ジョイナーもヨドバシや模型店などで簡単に買えます。
実際にレールに付けると以下のような感じです。まずは絶縁ジョイナー。
ターミナルユニジョイナーを線路に付けると以下のような感じです。
なお、ジョイナー外しが無いと、ジョイナーの取り付け・取り外し作業ではどうにもならないので、ジョイナー外しも必ず買っておきましょう。
ギャップで1区間の線路を区切って、線を引き出すと、以下のような感じになります。
これで1区間分のギャップ処理と線の引き出しができます。UNITRACKならサクサクと作業できるでしょう。
コメント
やあさん 解説ありがとうございます。
ギャップはいわゆる片ギャップで、共通側レールはギャップを切らずに給電します。
ポイントデコーダや信号機デコーダ等は電流を消費するのでレールから給電できません。こrっらを使うにはコマンドステーションから並列に接続します。
接続の参考図は当方のWebにも開設しているので、参考にしていただければと思います。
http://web.nucky.jp/dcc/s88n_train_detector/s88n_train_detector.html
http://web.nucky.jp/dcc/s88n_train_detector/S88Connect.png