エンドウに予約していたE353の付属編成(再生産)が明日くらいに届く予定です。
E353は、相当に好きな車両なので、ExpBoardを駆使して、いろいろギミックを入れたいと思います。今回は、ExpBoard YPボードでAUX2を使い、車側灯を再現したいと思っております。
AUX2とは、DCCデコーダの出力ポートの一つで、AUX1は室内灯に主に使います(例外もあり、ユーザーが好きに変更しても良いものです)。ヘッドライトテールライトも、AUXとほぼ同様の動きですが、ヘッドライト・テールライト専用と定義されています。ようは、定義の意味合いが、専用か汎用かの違いだけです。
車側灯とは何かというと、ドアが開いてるときに車両の側面の中央付近に赤く光るライトのことです。車掌さんは、このライトが消灯したのをみて、運転手さんに出発の合図をするわけです。模型でドア開閉音が出てるのに、この車側灯が付かなかったら不自然ですよね、ということで、再現したいと思います。
それでは、作業をしていきましょう。車側灯を再現するのに用意するものは以下です。値段は安いですが、はんだ付けの技術が少々必要です。
・ExpBoard YP
・1608抵抗 1.2kΩ(R-06122)
・秋月電子のリード線付チップLED・赤色(I-09954)
まず、抵抗をはんだ付けします。以下のように、AUX2のパッドに付けていきます。+側でも良いのですが、
配線のしやすさを考えると以下のようにした方が良いです。
まず、リード線付きチップLEDの配線が長いのでカットします。なお。少し赤みが付いた方がアノード(+側に付ける)です。
AUX2とその隣の+のパッドにはんだを付けます。
AUX2のパッドに、1.2kオームの1608サイズ抵抗をはんだ付けします。抵抗値は上げても下げても良いですが、車側灯に合う光量となるようにしましょう。
リード線付きチップLEDを、AUX2に付けた抵抗と、+のパッドにはんだ付けします。配線の色が赤っぽい方を+のパッドにしましょう。また抵抗にはそのままでははんだ付けしにくいので、先を少しだけL字に曲げることで、より強固にはんだ付けできます。
AUX2の動作テストをしました。無事に赤色で点灯しています。
これを車両に装着し、遮光対策をすれば、無事に車側灯となります。