エンドウのHO E353をDCCサウンド化する の後編です。ここでは、エンドウHO E353 付属編成セットの先頭車DCC化を行います。
デコーダには、LaisDccのMTC21デコーダを使用しました。
CV36=0,CV=224として、F10,F11,F12をONしたときにAUX2が点灯するようにして、LokSoundデコーダと動きをそれっぽく合わせてます。F1はAUX1が点灯しますが、デフォルトのままでそうなってます。
まずは、開けていきます。
エンドウの室内灯で、長さは180mmではなく短いタイプです。また、先頭車の内部配線は、1号車と3号車で異なってます。とはいえ、室内灯と、台車からの配線、ライトユニットとシンプルなので、説明するまでもないかと思います。
でも、ExpBoardYPの180mmは使用できます。内部配線はそのまま使えそうなところはそのまま流用し、配線作業の効率やディテールを維持するようにしました。
完成した状況。AUX2がしっかり点灯します。
走らせた様子です。一応走ってますが、たまに集電不良で止まったりちらついたり、ぎこちなくなります。非常に気になります。アナログでも同じ状況なはずなので、走行派のユーザーには、高いお金を払っているのに不満のある状況ではないでしょうか。
走らせてみました。集電がやっぱり悪いですね・・・。アナログでも室内灯がデフォな以上、結構きつそうな気がします。
走らせるのではなくて、飾る用で売るコンセプトなんですかね? pic.twitter.com/ZJtOnW1wty
— DesktopStation公式 (@DesktopStation) November 1, 2020
■残件
集電不良は限りなくゼロにもっていかなければなりません。せっかく作りこんだ車両も、走行が不安定では非常に困ったことになります。さらに、エンドウのHO E353は、ブラスのため、片軸集電です。両軸集電が普通のプラよりも走行性能や条件はとても厳しいです。
そこで、以下のサードパーティグッズを利用して対策をしていきたいと思います。
・モデルシーダーの通電カプラ化キットの適用(機械的対策)
・トマランコンデンサの追加(電気的対策)