ウチの主力のオシロは、先週からローデ・シュワルツのRTB2002となっています。一癖も二癖もあった中華オシロから卒業して、以前よりも測定環境の作業効率改善を実現してます。
そういえば、今の使っているファームウェアのVerはいくつだろうと思っていたら、思いっきり画面に出てました。”RTB2002;1333.1005K02; 109540; (02.202 2018-11-05)”と書いてあります。
ローデシュワルツのファームウェアのページを見ると、2020年10月に20.300がリリースされてます。最新版に更新した方がよさそうですね。
更新方法は、Release NoteのPDFの中に書いてありますが、”RTB2002.FWU”をUSBメモリに入れて、以下のステップを踏めばいいようです。
- オシロスコープの前面のUSBポートにUSBメモリを差し込む
- R&Sのロゴをタッチして、メインメニューを開く
- ”セットアップ”のアイコンが表示されるまで、スクロールする。
- “セットアップ”をタッチする。
- “Firmware Update”を選んで、現在のバージョンを表示する
- (“Installed”) and the version on the USB drive (“New”) for both the device firmwareand the front controller firmware.
- “Execute”を選んで、ファームウェアのアップデートを始める
- アップデートが終わるまで待つ。1分くらいかかります。
- アップデートが終わるとすぐに、自動的に再起動する。
- フロントコントローラの新しいファームウェアが見つかったら、”Execute”を選ぶ。フロントコントローラのファームウェアをアップデートする。
という事らしいのでやってみた。
まずは、USBメモリに最新ファームウェアを入れました。もちろんZIPから解凍して、該当する型番を選んでます。
さっそくオシロに差し込んで起動。
R&Sのロゴをタッチして、下の方の”設定”を選びます。
ファームウェアアップデートを選びます。
ファームウェアアップデート画面。USBメモリに入れた最新のバージョン02.300をちゃんと認識してますね。ここで実行を押すと、アップデートが開始されます。
アップデートは1分くらいです。以下のような画面が出てます。
アップデートが終わると、通常起動して、アップデートが完了した旨のメッセージが出ます。言語設定もそのまま引き継がれてます。
これでアップデート完了!何が変わったか分からないけれど(リリースノートにはたくさん書いてあります)、とりあえず、最新版になりました。定期的にファームウェアを改善してくれているのは非常にうれしいですね。