KATO パワーパックスタンダードSXをDCCコマンドステーション化するキットである、HACX R4に使用することを目的に、ケースの分解方法をご紹介します。なお、分解した時点で、保証は一切無くなります。KATO社から保証を受ける予定のある方は、絶対に分解しないでください。
まず、レバーを上に引っ張って抜きます。特に工具入りません。
裏側のゴム足をマイナスドライバーやヘラなどを使って外します。かなり強力に接着されていますので、気を付けて作業してください。
ゴム足を取ると、穴の奥にプラスのねじが見えますので、ドライバーを使って取り外します。反時計回りに回します。
蓋が2つに分かれます。基板が見えるのが分かります。さらに分解を進めていきます。
表側に戻し、ダイヤル部分の六角ナットを取り外します。
モンキーレンチ等、工具があると便利です。手では難しいですので、工具を用意しておきましょう。
取り外すと、蓋と基板を完全に分離することができます。
この後から、はんだごてが必要になります。まず、はんだごてで下側ケースの配線を取り外します。
下側ケースと基板を分離できました。基板から必要な部品を取り外していきます。
全て取り外すと、以下のような形になります。
これでパワーパックスタンダードSXの分解は完了です。この後、上側のケースを超音波カッターでカットして、HACX R4用トップパネルを取り付ける準備をしていきます。