東武動物公園駅から歩いて15~20分くらいのところにある日本工業大学には、工業技術博物館という、工作機械やエンジンなどなどの古今東西のものを展示した施設があります。その一角に、蒸気機関車2109の線路と格納庫があり、3~4カ月に1回のペースで、有火運転が行われています。一般の方も見学ができるので、本日、行ってまいりました。
まずは亀戸から旅はスタート。
東武動物公園駅に到着。
ちょうどオープンキャンパスの日と被っての開催で、学生さんが多くいらっしゃいました。12時過ぎに到着しましたが、既に2109蒸気機関車がウォーミングアップしていました。
この日は、12時半から整理券を配るという事で、博物館の受付で先に入場の記名をして博物館内で見学をしながら待っておりました。整理券の列ができてましたが、この日は、最初の順番待ちの10人くらいでした。そのあと、人がどんどん来ている状況でした。あえて最初の行列に並ばなくても、整理券を配る時間内に受付に行けば、体験乗車は可能なようです。早いことに越したことは無いですし、博物館の展示物を見ているだけでも面白いので、うまく時間活用はできるかと思います。
予定より30分ほど早く、体験乗車がスタートして、乗車することができました。初めて蒸気機関車の運転室に入れるなんて、ドキドキとワクワクでした。ここまでさせてもらえるとは思えず、感動しました。
外から見るのと、乗って聞くのでは、全く体感が違いました。非常に貴重な体験でした。
このような素晴らしい経験をさせてもらい、日本工業大学や、工業技術博物館の皆様、蒸気機関車の運転に携わっているスタッフの皆様に、本当に感謝です。日本の蒸気機関車の歴史の初期を支えていた100年を超える機関車が、未だに動くという事が奇跡です。今後とも末永く、維持して頂きたいです。
興味のある方は、日本工業大学の工業技術博物館のホームページを定期的に確認いただければ、有火運転日を把握できます。私のような特に予約もなく飛び込みでも、記載されている時間に間に合うように行けば、体験乗車や蒸気機関車の運転が間近で見れます。ぜひ、一度、行ってみてはいかがでしょうか。工業技術博物館の展示物もFA系や工作機械系のエンジニアであれば、見ておく価値は十分にあります。