アナログ鉄道模型で客車の電源車エンジンサウンドを楽しむ方法

アナログ鉄道模型でも、客車に搭載されたサービス電源用のディーゼルエンジンサウンドを出せるようにして、雰囲気を味わえないか、というニーズをたまに聞いておりました。そこで、SmileSoundの技術を使い、アナログ鉄道模型向けのサウンド化キットを開発しました。

以下がその商品。スハフ14 アナログサウンドキットです。HO向けの製品となります。販売価格は9800円となります。なお、デスクトップステーションオンラインストアで販売している部品でも同じものを作ることができます。先日、スハフ14 アナログ用サウンドデータもリリースしており、DIYも可能です。

KATO HO 1-557 スハフ14に搭載した例が以下の通りです。

中を開けると以下の通りです。ここに、サウンドキットを取り付けていきます。

改造の方針としては、目立たないようにトイレの付近を超音波カッターでくり抜き、サウンドボードを配置する作戦で行きます。スピーカーは通路にちょうど置けそうです。

線路からの配線は、座席下に重り兼通電用の鉄板があるので、そこに挟んで当てる作戦でいきます。座席と床板には隙間があり、そこを通せば電線を配線できそうです。ということで、以下のように完成しました。

動かしている様子です。使用しているのはTamTamで売られているTORM TC-002のPWMアナログパワーパックです。常点灯用の調整ダイヤルがついていて、Minから少し上げたところに調整しておくと、停止状態でも常点灯分の電圧をかけてくれるので、その電圧を利用してサウンドを再生させてます。機関車によって挙動は変わると思いますので、各自で探求いただければ幸いです。ここで使用しているのは、TomixのHO EF210(HO-2005)となります。またTC-002に繋いでいるACアダプタは12Vのものを使用しています。

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