SmileSound Slim USBをHO向けに使う方法

SmileSound Slim USBは、主にNゲージ向けの室内灯一体型サウンドデコーダとして多く使われますが、実はHO向けにも好適です。

仕様書を見て頂くと分かりますが、モータ出力電流は1.0A連続・1.5A瞬間の仕様となっています。つまり、プラHOならば数量を動かす性能を有しています。

さらに大容量の高分子コンデンサを搭載していますので、別途トマランコンデンサは不要です。HOとしても、非常に使い勝手の良いサウンドデコーダとしてご愛用頂けると思います。

さて、ではどのようにHOに使えばよいでしょうか。一番簡単に思いつくのは、NEM652(NMRA8ピン)に配線を作って使う事です。

NEM652とは、以下のコネクタ部分の事です。

NEM652は、カトーのHO車両の一部(全てに具備されているわけではないので注意。キハ110,キハ58,クモハ40等)に搭載されています。天賞堂やトラムウェイなどでも、NEM652のコネクタが用意されていることもあります。

それでは、このコネクタに挿せるコネクタは売っているのでしょうか?デスクトップステーションオンラインストアで売ってます!860047 NEM652プラグ・ケーブル付をご購入ください。

その他に、スピーカーも必要です。HOですと、ある程度余裕がありますので、エンクロージャ付きのスピーカーであれば、適度なサイズと音質のバランスでお勧めするのは、CES-26138-16L030です。

これらの配線図を以下に示します。

スピーカーはコネクタを切り落として、被覆を剥いてはんだ付け作業を進めます。

スピーカーを付けた様子。このようにして、SmileSound Slimのパッドに配線をはんだ付けします。

完成し、動作チェックしている様子。デコーダテスターがあると、動作確認が非常に便利です。

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