SmileSoundのサウンドフローでは、現在のところ、一部のコマンドしか引数に変数を使えません。
惰行のサウンドフローでは、ある速度まで達したら、惰行音を出すようにしてますが、再生開始のタイミングでいきなり音が出るので、不満がありました。もっと滑らかに再生を開始したいなと。
ということで、個別ボリューム設定コマンド(vol)の引数に変数を設定できるようにして、spdの速度と連動して滑らかに音量が変わるようにしました。0-32の間は一次関数的に上げるようにします。式としては、vol=spd*8とし、個別ボリューム設定コマンドには255でリミットするように内部で処理を入れておくことで、対策しました。
サウンドフローで実装すると、以下のようになります。
不満であった、惰行音が突然鳴ることもなくなり、スムーズに聞こえるようになりました。サウンドデータ、サウンドデコーダ、コマンドステーションを一貫して開発できる体制のため、このような改善も円滑に進めることができます。
本機能は、次のファームウェアアップデートから有効になります。
日本型鉄道模型に最適なサウンドシステムとして、ぜひSmileSoundをご活用ください。