RP2350という新型マイコンがリリースされました。
https://www.raspberrypi.com/products/rp2350/
確認したところ、SmileSoundには不適と判断し、採用を見送ります。
- サイズはそのまま(7x7mm)
→小さいのが欲しかった。 - 消費電力は2倍程度に上昇している
→コアをM33にしたためとクロックアップも要因。SmileSoundではマイコンの消費電力が大きいのが課題なのに、採用したら集電不良がさらに悪化するはずです。 - 1.1V生成用の内蔵LDOをスイッチング方式に変更していて、Lをつけないといけないので外付け部品も増える。
→消費電力が増えている証左でもあります。
なお、常に給電される用途では、上記の問題はあんまり関係ないので、DSairLiteでは、今年中に発表されるというPicoW2がリリースされ次第、採用しようと思ってます。WiFIモジュールとのなんちゃってSPI接続の設計が改善されているかの確認と、コア演算性能が2倍になる部分を加味し、Web関連の改善を期待しているところです。
性能アップが近いうちに確定している以上、先日値上げしたDSairLiteをこのまま販売することは問題があります。つきましては、DSairLiteの値上げは取り下げます。年末以降のPico2Wの新型MCUモジュールに置き換え時に、価格見直しをさせていただきます。