KATO N 西武40000系50番台をDCC化する

KATO N 西武40000系50番台(10-1961, 10-1962)をDCC化しましたので報告します。サウンドデータはリリース済みです。

以下の部材を用意しました。

※上記セットが欲しい!という方は、弊社まで問い合わせください。お見積させていただきます(2025/5/4まで)。電線くらいなので、たいした金額でもないですが、定番化予定はないので。

先頭車には、MT40さんのK4595Fが使用できるようです(ASSYリストのライトユニット番号から推察)。しかし、手元の在庫がなく、断念・・・。今度、発注しておきたいと思います。

まずは、EMアダプタに電線をはんだ付けします。KATO N 40000系に搭載する際の電線の長さは、上記のリストを目安にしてください。赤(RED)・黒(BLK)が55mm、オレンジ(ORG)・灰色(GLY)が30mmです。色は意味があり、DCC規格で決まった機能の色に合わせてあります。なので、赤・黒が線路からの配線、オレンジ・灰色がモータ配線というのが一目でわかるようになってます。

電線をはんだ付けします。マスキングテープで、動かないようにしてはんだ付けしてます。電線の向きも、以下のようにしておくと、車両に配線を引き回す時に便利なので覚えておいてください。

SmileSound Slim USBに配線していきます。あらかじめ、はんだを盛っておくとやりやすいです。

配線したあとは、以下のような感じになります。EMアダプタの向きとかが、DCCフレンドリ部に差し込む時に重要となります。逆にしないようにしましょう。

M車のDCCフレンドリ部に差し込んでいきます。台車は外さないと入らないので、外しておきましょう。

入った様子。EMアダプタの表裏の向きを間違えないようにしましょう。逆にするとデコーダが壊れます。

台車を戻して、カバーも戻します。電線を巻き込まないように、ピンセットで電線を避けながら、カバーをはめます。

スピーカーは、後からはんだ付けしました。

完成した様子。

ファームウェアやサウンドデータの書き換えは、USBコネクタが横にあるので簡単に差し込めます。

さらに、集電対策のために以下の対策を施しました。

ゴムタイヤ除去(登板力より、集電性能を最重視)

ゴムタイヤ除去で、集電能力は25%向上します(集電できる車輪の数が1個増えるから)。


コマンドステーションでの利用を15-16Vにする

コマンドステーションからの電力供給を12Vから15Vに上げると、トマランコンデンサのコンデンサ利用量が50%アップします。

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