年末に、KATOのフレンドリ車両をDCC化するためのデコーダ KM13を発売する計画で、準備を進めています。非サウンドで、従来製品に対して機能をオールインワンしたタイプのDCCデコーダです。

本製品は、アナログ車両のDCC化のハードルを下げることと、徐々にステップアップし、末永く使えるように、ミニマムなデコーダではなく必要十分な機能を備えるデコーダであることを特徴としています。
- 3FX機能を搭載。ヘッドライト・テールライト・室内灯を制御可能
- BiDi/RailComに対応。アドレス検知などが可能になります。
- アナログ対応。DCCデコーダを搭載した車両であっても、PWMパワーパックでも動かせます。
- ABC対応。線路をギャップで区切って、アシンメトリDCC対応となるような安価な部品を直列につなぐとこで、特殊なコントローラや在線検出装置なしで、自動往復運転や、自動ブレーキ停止が実現できます。
搭載は非常に簡単です。デコーダポケットに差し込むだけです。

既にメーカー純正品は販売されていますが、モータ制御専用であるため、室内灯やヘッドライト・テールライトが必要な先頭車タイプには仕様が難しいと言った課題があります。
KM13は、多くの環境で、ニーズに応えられる製品であると確信しています。価格は現行競合品に対して少々割高になりますが、詳細な説明書も提供予定で、ハードルを下げていきます。
今まで、フレンドリ対応のDCCデコーダは全て外国製の製品だけでした。今回、日本の技術で日本国内で設計開発されたフレンドリ対応デコーダをリリースすることになります。ぜひとも、より身近に感じていただけたらと思います。
販売は2025年12月を目標としていますが、デバッグ協力者向けに、有償販売を開始しています。
ぜひともご注目ください。