DSairLite

DSairLiteは、入門~ミドルクラスを想定したDCCコマンドステーション(DCCコントローラ)です。1.3インチ・128×64ピクセルの大型OLEDとテンキーを備えており、単体での操作も可能です。またWiFi機能を内蔵しており、最大4台(推奨は1台まで)まで、スマホやサードパーティ製WiFiスロットルに対応しています。

DSairLite

特徴

DSairLiteは、3つの方法でDCC車両をコントロールできます。

  • 本体に備わった1.3インチ OLEDディスプレイによるグラフィカル操作、及びテンキーによる操作が可能。本体は小型ながら、他社コマンドステーションと同レベルのボタンサイズ・配置、ディスプレイサイズを実現
  • NMRA DCC規格に対応したDCC車両や、ポイントを操作可能。
  • DCCだけでなくアナログDCの簡易運転も可能
  • 超小型サイズなのにWiFi親機とWebサーバーの機能を内蔵!お手持ちのスマホで操作(Webアプリによる操作、またはサードパーティ製の専用アプリの導入が必要)
  • 簡易的な自動運転機能。あなたの操作をDSairLiteの中にいるロボットが覚えてくれて、代わりに運転します。
  • パソコンで操作(Desktop Station Softwareを利用)

お好きな方法で、自由自在にDCC車両を楽しみましょう。

販売・購入方法

通販では、デスクトップステーション株式会社直営通販サイトのデスクトップステーションオンラインストアで購入いただけます。

実店舗では、千葉・船橋の石田商店様、モデルランド田中様、サウンドトラケージ様、難波の大阪亀屋様などでも購入が可能です。

関連ページ・ガイド・ユーザーズマニュアル

また、キット・完成品の組立てには、以下のYoutube動画を参考にしてください。操作方法などの紹介も、Youtubeに掲載しています。ぜひご覧ください。

ダウンロード

専用ツールをご用意しています。Windows10以降のPCがあれば、お手元のPCでファームウェアのアップデートは無償で行えます。 最初に書き込む場合、DSairLiteと識別ができないため、手動でDSairLiteをリストから選択し、Updateボタンを押してアップデートを行ってください。1度書き込むと、DSairLiteの識別情報をDSupdate側に通知できるようになるため、自動でDSairLiteがアップデート作業時に選択されます。

配布形式ダウンロードリンク更新履歴
バイナリ・簡単アップデートツール DSupdate2024年12月26日英語・日本語表示の切り替え機能を追加。Page2の2 Config画面から3 表示言語で切り替え可能。
バイナリ・簡単アップデートツール DSupdate2024年12月14日ディスプレイが突然消える問題への対処、CV読み出し連続処理時の高速化
バイナリ・簡単アップデートツール DSupdate2024年11月12日アドレス編集時に9999を超えるとバグる問題を修正、一部メッセージがはみ出ている箇所の修正
UserWebAppテンプレート2024年7月22日新規追加
DSairLiteソースコード12024年12月26日不定期更新。

その他データ

カスタマイズできるように、CADデータなどを公開しています。常識の範囲内でご自由にお使いください。

使用ツールは、3DプリントケースはFreeCAD、パネル用紙はInkscapeとなります。両方ともにOSSのツールで無償で使用できます。

ユーザーレビュー

サポート

メールまたはデジタル鉄道模型フォーラムDSairLiteサポートスレッドにて受付いたします。

特に故障や不具合等の問い合わせの際は、必ず写真や発生する状況・情報の説明を添付してください。原因究明に時間を要する場合、または解決に至らない可能性があります。

外部操作インターフェース

DSairLiteは、USBシリアル及びWiFi経由で、操作が可能です。また操作に必要な情報・インターフェースは公開されていますので、ユーザーは自由にアプリケーションを作成することができます。

法的表示

DSairLiteは、WiFi無線モジュールとしてRaspberryPi PicoWを使用しています。 技適の表示はRaspberry Pi Pico Wに準じます。 本製品では日本国内向け製品であり海外での利用を対象外としているため、日本国外における法的表示については省略します。

DSairLiteは、以下のオープンソースソフトウェアを使用しています。

  • Arduino-Picoライブラリ (LGPL)
  • The RP2040 GCC-based toolchain is licensed under under the GPL.
  • The Pico-SDK is by Raspberry Pi (Trading) Ltd and licensed under the BSD 3-Clause license.
  • Networking and filesystem code taken from the ESP8266 Arduino Core and licensed under the LGPL.
  • DHCP server for AP host mode from the Micropython Project, distributed under the MIT License.
  • OzOLED (LGPL)
  • Arduino-misakiUTF16 (フリーソフトウェア)
  • 美咲フォント (フリーソフトウェア)
  • Arduino 各種ライブラリ (LGPL)
  • QRCode library(MIT)
  1. 弊社がビジネスで販売していることを踏まえ、個人やクラブなどで用いる場合には常識の範囲でご利用ください。ただし、弊社が開発したモジュール・ソースをベースに商用製品を開発し、趣味の範疇を超える数量・金額で不特定多数に販売する場合には商用ソフトウェア利用契約ならびにライセンス費用が発生します。 ↩︎

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