ExpBoard N18 KATO HOは、KATOのHO車両向けに、DCCコネクタ基板とウェイトを、1枚の基板に置換えることで、ヘッドライト・テールライト配線、室内灯(AUX)、スピーカーの信号線を容易に、かつ、車内のディテールを保ちつつ、実現可能になります。
NEM652版はこちらです。
汎用HO向けはExpBoard N18 General HOです。
Nゲージ向けはEC-Slim V3 になりました です。
Next18は、Nゲージ向けの超小型DCCコネクタです。
KATOのHO車両は、多くがDCCコネクタを装備しています。本ボードが使用できるものをLONG(そのまま)またはSHORT(破線をカット)で記載しており、対応の可否をまとめております。
クモハ12, キハ110は簡単な半田付けと加工で配線が行えます。
車両 | URL | Board Type | ライト基板接続 |
---|---|---|---|
1-615 キハ110 | URL | LONG | OK |
1-611 キハ80 | URL | LONG | - |
1-422 クモハ40 | URL | LONG | 難あり |
1-425 クモハ12 | URL | SHORT | OK |
3-516 E5 | - | 未対応(台車モータ式) | - |
1-601 キハ58 | URL | LONG | 難あり |
LONG: そのまま使用できます。
SHORT: 基板を切断し、使用します。切断位置は、実物に合わせて調整ください。
KATOの車両の床下には、以下のようなウェイトが入っています。 このウェイトと、NEM652基板を統合したものとなります。ウェイト分、重さは減りますが、従来は配線スペース確保のために、ウェイトを抜くケースがありましたので、重さとしては最小限、保持が可能です。
金属ウェイト置換え基板の表・裏デザイン。195mm×16mmのサイズとなります。破線を一部カットすることで、短縮した車両にも使用可能です。
設計データから生成した基板画像は以下の通りです。
外径 | 195mm×16mm×1.6mm |
---|---|
電流 | 200mA(AUX,ヘッドライト・テールライト) 1.0A(レール・モータ) |
電圧 | 12-16V |
備考 | KATO製HO車両の金属ウェイト形状のコンパチ |
複数箇所にパッドが設置されており、モータとレールのパッドはKATOの標準の基板と位置・サイズで互換性を取っています。 ヘッドライト・テールライトは、両端・中間地点に配置して、配線しやすくしています。
MOTOR+,MOTOR- | モータへの配線 |
---|---|
RAIL | 線路からの配線。銅板を板バネにして、両側の金属ウェイトに接触させること。 |
COM+ | コモン(+)。HEAD,TAIL,AUX用の電源端子。 |
HEAD | COM+端子と組み合わせて使用。ヘッドライト(オープンコレクタ) |
TAIL | COM+端子と組み合わせて使用。テールライト(オープンコレクタ) |
AUX | COM+端子と組み合わせて使用。室内灯など(デコーダの機能設定による) |
SPK1,SPK2 | スピーカー向け配線1) |
AUX2 | 拡張端子線。デコーダの機能設定に依ります。 |
AUX3,AUX4 | 拡張端子線。2)デコーダによって信号形式が異なります。説明書を確認下さい。 |
GND | デコーダの電源グランド端子です。 |
基板上のシルク印刷で数字の1が1ピンを表します。9,10,18もピン番号を示しています。
下の図は上から見たコネクタのピン割り当て図です。
ExpBoard Next18Sでは、サウンド対応仕様(AUX5,6をスピーカーに割り当てしたもの)としています。
詳細は、MOROPの規格書RCN-118(ドイツ語、フランス語のみ、URL)を参照ください。
組み込み手順は以下の通りです。基本的には配線を省略する基板のため、配線ミスや接触不良にきをつければミスなく組み立てできます。
実際に本ボードを組み込んだ例を紹介します。