DSshieldをUARTやUSB経由で制御する方法

デスクトップステーション製のコマンドステーションは、DSblueboxやDSmintを除いて、USBやUART等のインターフェースが標準搭載されています。現行機種であるDSair2DSshield2も対応しています。たとえば、大宮の鉄道博物館の大ジオラマでは、2017年夏からデスクトップステーションのDSmainR5が150か所のポイントデコーダ制御のために使用されており、上位系のPLCからUART(RS-232C)経由でポイント制御の指令を受けています。既に6年以上経っていますが大きなトラブルは無く、安定した稼働に大きく貢献しています。この技術は、もちろんDSair2にも取り込まれています。お手持ちのDSair2には、てっぱくを支える技術が存分に使われています。

※ポイントのみDCC。車両はアナログです

USBやUARTからの信号仕様やコマンドは全てインターネット上に公開されており、誰でも、制御ソフトを開発することができます。

desktop_station_s_serial_communication_specification [ ]

基本的にはPCを想定していますが、USBやUARTで信号を渡せれば良いですので、タッチパネル付きのシングルボードコンピュータにシリアル通信機能の画面を作って制御することももちろん可能です。電圧は5Vをデフォルトにしていますが、無理やり3.3Vで動かせる場合もあります(動作保証は一切いたしません)。

PCでソフトを作る場合には、エクセルVBAを使うことでエクセル上で操作することも可能です。また、HSPなどのスクリプト言語や、C#/C++での実装も当然可能です。デスクトップステーションソフトウェアは、C#で実装されておりソースコードも公開していますので、未サポート・未保証ですがご参考頂けます。

なお、本仕様についてのサポートはデジタル鉄道模型フォーラムのみとなり、個別のサポートについてはご遠慮いただきますよう、お願いいたします。現在、業務向けの開発案件は一切、お受けしておりません。お問い合わせいただいても一切、返信・対応はいたしませんので、予めご了承ください。

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